■ページ名 |
「反比例のグラフ」
../math2/m1nra01.htm |
■主な内容 |
式が示されているときに対応する反比例のグラフを選ぶもの. |
■要約・解説 |
解説なし
「最初の問題に着手するまでの時間」は43秒で,かなり考え込んだようである. |
■この集計の作成年月日:2009.10.09 ■集計期間2009.07.10~2009.10.06 ■期間中のこのペ-ジに対するアンケート回答数/読まれた回数 13件/642件=2.0% |
グラフ1

グラフ2

グラフ3
 |
■小問数
8題
■ヒント
なし
■入力方式
マウス選択
■問題の見え方
1題ずつ順に表示 |
回答者の内訳は,中一15%,中二23%,中三23%,卒業生31%
1題当たりの所要時間は8.7秒
左のグラフ1は問題ごとの正答,誤答,無答の割合(正誤は最初の採点)で,黄色で示したものは初め誤答で再試行の結果正答に変った割合を表わす.
グラフ2は横軸が問題番号,縦軸は直前の操作以降その問題の採点までの所要時間(秒)を表わす.ただし,第1問は初めからの時間.
グラフ3は問題ごとの試行回数を表わす.(ただし,同一問題を16回以上試行した答案については16回と見なす.)
表1は式やグラフの特徴と誤答率の一覧で,これをもとに誤答に与える影響を調べたものが表2である.
これによれば,比例定数の符号は誤答に影響しておらず,回答者の視線は|x|,|y|とも1もしくは2の範囲だけを見ている可能性が高い・・・|x|,|y|≦1の範囲の格子点が増えると誤答が減る→この範囲を見ている.(なお問題数も少なく,相関係数だけでは根拠として弱いので,ここで探索的的に得られた傾向をt検定などで確認する必要はある.)
学習開始時における平均正答率は70%台で,この頁の問題は「基本問題の正答率としては普通」である.
この頁の学習により,正答率は77.9%から87.5%へ変化し,ここで扱った項目に関して9.6%の成績アップが見込まれる. |
表1
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第1問 |
第2問 |
第3問 |
第4問 |
第5問 |
第6問 |
第7問 |
第8問 |
比例定数が負 |
0 |
0 |
1 |
1 |
0 |
0 |
0 |
1 |
|x|,|y|≦1にある
格子点の個数 |
1 |
0 |
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
|x|,|y|≦2にある
格子点の個数 |
1 |
2 |
1 |
0 |
1 |
0 |
0 |
0 |
|x|,|y|≦3にある
格子点の個数 |
1 |
2 |
1 |
2 |
1 |
2 |
0 |
2 |
|x|,|y|≦4にある
格子点の個数 |
1 |
2 |
1 |
2 |
3 |
2 |
0 |
2 |
誤答率 |
0% |
15% |
8% |
15% |
23% |
31% |
46% |
38% |
表2
誤答率との
相関係数 |
比例定数が負 |
|x|,|y|≦1
にある格子点の個数 |
|x|,|y|≦2
にある格子点の個数 |
|x|,|y|≦3
にある格子点の個数 |
|x|,|y|≦4
にある格子点の個数 |
-0.085 |
-0.722 |
-0.603 |
-0.154 |
-0.106 |
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