■ページ名 |
「展開公式1」
../kou2/tenkai_episode_mouse1.htm |
■主な内容 |
展開公式の基本 |
■要約・解説 |
第1問の前には解説が13行ある 「最初の問題に着手するまでの時間」は10.7秒で,解説はほとんど読まれていない. |
■この集計の作成年月日:2010.6.5 ■集計期間2010.3.7~2010.6.4 ■期間中のこのペ-ジに対するアンケート回答数/読まれた回数:607件/15,050件=4.0% |
グラフ1

グラフ2

グラフ3

表1
|
第1問 |
第2問 |
第3問 |
第4問 |
第5問 |
第6問 |
第7問 |
第8問 |
第9問 |
第10問 |
第11問 |
I-T |
0.65 |
0.62 |
0.69 |
0.70 |
0.63 |
0.72 |
0.63 |
0.43 |
0.41 |
0.52 |
0.42 |
I-R |
0.55 |
0.51 |
0.61 |
0.62 |
0.53 |
0.64 |
0.52 |
0.27 |
0.24 |
0.37 |
0.25 |
グラフ4
|
■小問数
11問
■ヒント
なし
■入力方式
マウス選択
(4択)
■問題の見え方 一度に全部見える形 |
回答者の内訳は,高二以下56%,卒業生39%
1頁当たりの所要時間は15.6秒
平均滞在時間は14分29秒
左のグラフ1は問題ごとの正答,誤答,無答の割合(正誤は最初の採点)で,黄色で示したものは初め誤答で再試行の結果正答に変った割合を表わす.
グラフ2は横軸が問題番号,縦軸は直前の操作以降その問題の採点までの経過時間を表わす.ただし,第1問は初めからの時間.
グラフ3は問題ごとの試行回数を表わす.(ただし,同一問題を16回以上試行した答案については16回と見なす.)
グラフ2では第8問,第9問の所要時間が突出しており,3次式の展開において係数を求めるのに時間がかかる様子がよく分かる.特に,第8問では3次の展開公式の係数がそのまま答えになると早合点している者が多い.
第11問の正答率と試行回数を見ると,左欄に書かれた解説が十分読まれていないことが分かる.(=公式が適用できない場合の解説を無視している.)
○信頼性について
表1は,各問題の得点と合計得点の相関(I-T相関)および各問題の得点と残りの問題の合計得点の相関(I-R相関)の一覧で,第8問,9問,11問はやや低いが,他は合計得点に示される学力と整合性があることが分かる.
○識別力について
グラフ4は回答者全体をその合計得点によって高(H)~低(L)の5群に等分したときの群別平均得点のグラフである.これによれば,この頁全体は下位群が精度よく(傾きが大きい)識別でき,診断テストなどに適していることが分かる.
グラフ5は回答者全体をその合計得点によって上位群,中位群,下位群の3群に等分したときの群別・問題別正答率で,どの問題についてもUL指数(上位群と下位群の正答率の差)は0.39~0.66と大きく,練習用だけでなくテスト用にも使えることが分かる.
○再現性について
表2は回答を前後4つの期間に分けて集計したときの問題別正答者数(件数)で,この表を元に独立性に関するχ2検定を行うと p=0.9999 となり,問題別正答率には期間による有意差は認められず,再現性がうかがえる.
学習開始時において平均正答率は70%台で,多くの回答者はこの頁の問題を処理できる.
この頁の学習により,正答率は74.6%から88.7%へ変化し,ここで扱った項目に関して14.1%の成績アップが見込まれる. |
表2
期間 |
第1問 |
第2問 |
第3問 |
第4問 |
第5問 |
第6問 |
第7問 |
第8問 |
第9問 |
第10問 |
第11問 |
小計 |
2009.11.21-12.7 |
37 |
34 |
37 |
39 |
36 |
39 |
38 |
31 |
35 |
32 |
21 |
379 |
2009.12.7-12.18 |
41 |
41 |
42 |
42 |
40 |
41 |
39 |
34 |
35 |
33 |
21 |
409 |
2009.12.19-2010.3.6 |
258 |
257 |
276 |
271 |
259 |
278 |
242 |
211 |
196 |
200 |
114 |
2562 |
2010.3.7-2010.6.4 |
479 |
479 |
512 |
520 |
501 |
520 |
471 |
446 |
402 |
419 |
230 |
4979 |
小計 |
815 |
811 |
867 |
872 |
836 |
878 |
790 |
722 |
668 |
684 |
386 |
8329 |
グラフ5
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