■ページ名 |
「三平方の定理」
../math/m3pita02.htm |
■主な内容 |
三平方の定理について,定理の解説と2辺が与えられたときの残りの1辺を求める問題.(最後の1題のみ空間図形) |
■要約・解説 |
解説は19行(図あり).
「最初の問題に着手するまでの時間」は21秒.要点・解説はチラリと見た程度. |
■この集計の作成年月日:2009.10.16 ■集計期間2009.05.02~2009.10.15 ■期間中のこのペ-ジに対するアンケート回答数/読まれた回数:
215件/16,007件=1.3%(時間に関する平均は極端値を除いて集計) |
グラフ1


グラフ2
 グラフ3
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■小問数
8題
■ヒント
8題
■入力方式
マウス選択
■問題の見え方
一度に全部見える形になっている |
回答者の内訳は,卒業生が41%,中3が30%
1題当たりの所要時間は19秒.
左のグラフ1は問題ごとの正答,誤答,無答の割合(正誤は最初の採点)で,黄色で示したものは初め誤答で再試行の結果正答に変った割合を表わす.その下のグラフは「正答率」の通常の定義に従って,無答者を除く解答者に対する割合で示したもの.
グラフ2は横軸が問題番号,縦軸は直前の操作以降その問題の採点までの経過時間(秒)を表わす.ただし,第1問は解説を読む時間を含む.
グラフ3は問題ごとの試行回数を表わす.(ただし,同一問題を16回以上試行した答案については16回と見なす.)
グラフ4は横軸が問題番号,縦軸がヘルプ利用率
第3問や第5問は,教科書の例題などでよく見る形だから分かりやすいと考えられる.特に,第5問の正答率が最も高い.
正答率・誤答率に影響する要因としては「求めるものが斜辺か他の1辺か」「図形の置き方による認識困難度」「根号計算の困難度」の3つが考えられる.
限られたデータからではあるが,V字形や逆V字形は,教科書の例題などでよく見る┘字形の1.8倍程度認識困難であると予想される.また,○√□と変形するための計算困難度は√□の1.9倍程度と予想されるが,これらはもっとデータを増やして確認する必要がある.
第7問=画面上の《問題4》は問題文・解説図とも他よりも複雑になっているため,所要時間が他の問題よりも長くなっており,ていねいに読まれたことが分かる.
○どんな間違いがあるか
第1問 → √5 (根号にはなっているが和を求めている)
第2問 → 2√3 (??)
第3問 → 13 (2乗のまま)
第4問 → 2√5 (??)
第6問 → √5 (??)
再現性について
表1は異なる期間に分けて集計したときの正答者数で,この表を元に独立性に関するカイ2乗検定を行うとp=0.85となり,期間の違いによる有意差は認められず再現性がうかがえる.
学習開始時において回答者の平均正答率は70%台で,この頁の問題は「基本問題の正答率としては普通」である.
この頁の学習により,正答率は72.9%から87.2%へ変化し,ここで扱った項目に関して14.2%の成績アップが見込まれる. |
グラフ4

表1(2010.7.21集計)
期間 |
第1問 |
第2問 |
第3問 |
第4問 |
第5問 |
第6問 |
第7問 |
第8問 |
小計 |
2009.620-2010.6.1 |
412 |
414 |
463 |
415 |
477 |
408 |
374 |
367 |
3330 |
2010.2.1-7.20 |
279 |
238 |
302 |
247 |
287 |
263 |
228 |
232 |
2076 |
小計 |
691 |
652 |
765 |
662 |
764 |
671 |
602 |
599 |
5406 |
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