■ページ名 |
「等式の変形」
../math/siki04.htm |
■主な内容 |
与えられた等式から1つの文字について解く |
■要約・解説 |
解説なし. 「最初の問題に着手するまでの時間」はほぼ0秒で,やり方は直ちに理解できたと考えられる. |
■この集計の作成年月日:2009.09.21 ■集計期間2009.05.26~2009.09.21 ■期間中のこのペ-ジに対するアンケート回答数/読まれた回数:46件/3452件=1.3% |
グラフ1

グラフ2

グラフ3

グラフ4
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■小問数
5題
■ヒント 5題
■入力方式
空欄書き込み
■問題の見え方
一度に全部見える形になっている |
回答者の内訳は,中2が65%,中一が7%,卒業生が9%
1題当たりの所要時間は44秒
左のグラフ1は問題ごとの正答,誤答,無答の割合(正誤は最初の採点)で,黄色で示したものは初め誤答で再試行の結果正答に変った割合を表わす.
グラフ2は横軸が問題番号,縦軸は直前の操作以降その問題の採点までの経過時間(秒)を表わす.ただし,第1問は初めからの時間.
グラフ3は問題ごとの試行回数を表わす.(ただし,同一問題を16回以上試行した答案については16回と見なす.)
グラフ4はヘルプ利用率
どんな間違いをするのか
( )は解くべき文字
第1問 x-y=3 (y) → 3-x , -3x
-yを求めている
第2問 v=hs (h) → h/v , h/s
hを表わすのにhを使ったらだめ
第3問 b=2(3+x) (x) → 6/b
かっこ無視になっている
表1は通常の変形方法で解くときの「移項の回数」「負の数で割る回数」「かっこの展開を含む変形の総回数」と誤答率の一覧で,表2は表1から誤答率との相関係数を求めたものである.
これによれば,「変形の総回数」よりも「負の数で割ること」が誤答と強く結びついていることが分かる.
(感想)
※ 文科省の全国学力・学習状況調査(PDF)結果では正答率は
[H19] 2x+3y=9 をyについて解く:57.1%
[H20] x+2y=6 をyについて解く:55.0%
となっており,
[当頁第4問] 2x+3y=6 をyについて解く
の正答率52%と近く,この項目は弱い.
教科書でも(3冊の平均)本文で小問2,3題,章末で小問2,3題という扱いとなっている.
学習開始時において平均正答率は50%台で,この頁の問題は回答者にとって「中ぐらいの難しさ」の問題である.
この頁の学習により,正答率は51.7%から77.8%へ変化し,ここで扱った項目に関して26.1%の成績アップが見込まれる. |
表1
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第1問 |
第2問 |
第3問 |
第4問 |
第5問 |
移項の回数 |
1 |
0 |
2 |
1 |
2 |
負で割る回数 |
1 |
0 |
1 |
0 |
0 |
変形総回数 |
2 |
1 |
4 |
2 |
3 |
誤答率 |
56% |
36% |
67% |
37% |
18% |
表2
誤答率との |
移項の回数 |
負で割る回数 |
変形総回数 |
相関係数 |
0.110 |
0.898 |
0.361 |
|