現在地と前後の項目

正の角・負の角/動径の表わす一般角/三角関数の定義 /(第2象限) /(第3象限) /(第4象限) /(まとめ)/弧度法の単位:ラジアン/三角関数の値(よく使う角度)/sin(π+θ)など/三角方程式 /三角不等式/三角関数のグラフ(sinθの平行移動)/(cosθの平行移動)/sin(θ-α)のグラフ(解説)/(振幅)/(周期)/(周期と振幅)/三角関数のグラフ(総合1)/三角関数のグラフ(総合2)/加法定理,倍角公式,3倍角公式,半角公式/加法定理の練習問題/2倍角公式.半角公式/加法定理の数値計算/積和.和積の公式/練習問題2/練習問題3/練習問題4/合成公式/三角不等式/三角関数(まとめ)/[センター]積和の公式/[センター]合成公式/三角関数公式一覧/三角関数公式プラス/三角形の証明・形状問題/センター試験.三角関数(2015年~)/
■積和の公式.和積の公式の練習問題3
【解説】
積を和に直す公式(以下において,積和の公式と略す)
 三角関数の加法定理を2つ組み合わせることにより,次の公式が得られます.
sin(α+β)=sinα·cosβ+cosα·sinβ
+)sin(α−β)=sinα·cosβ−cosα·sinβ
sin(α+β)+sin(α−β)=2sinα·cosβ
sinα·cosβ=.12n{ sin(α+β)+sin(α−β) }…(1)
同様にしてsin(α+β)sin(α−β)の差,cos(α+β)cos(α−β)の和差を作ることにより,以下の公式が得られます.
cosα·sinβ=.12n{ sin(α+β)−sin(α−β) }…(2)
cosα·cosβ=.12n{ cos(α+β)+cos(α−β) }…(3)
sinα·sinβ=−.12n{ cos(α+β)−cos(α−β) }…(4)
※(2)の公式は(1)の公式のα, βを入れ替えただけのものなので,覚えないという考え方もあります.
和を積に直す公式(以下において,和積の公式と略す)
左の公式(1)においてα+β=A, α−β=Bとおくと,
α=.A+B2nnn, β=.A−B2nnnとなるので,
左辺と右辺を入れ替えると次の公式が得られます.
sinA+sinB=2sin.A+B2nnnncos.A−B2nnnn…(5)
同様にして(2)(3)(4)から以下の公式が得られます.
sinA−sinB=2cos.A+B2nnnnsin.A−B2nnnn…(6)
cosA+cosB=2cos.A+B2nnnncos.A−B2nnnn…(7)
cosA−cosB=−2sin.A+B2nnnnsin.A−B2nnnn…(8)
【問題】次の式に等しいものを右の欄から選んでください.

cos(α+β)cos(α−β)

. 次の問題
[第1問 / 全8問]

*===メニューに戻る
■このサイト内のGoogle検索■

△このページの先頭に戻る△
【 アンケート送信 】
… このアンケートは教材改善の参考にさせていただきます

この頁について,良い所,悪い所,間違いの指摘,その他の感想があれば送信してください.
○文章の形をしている感想は全部読ませてもらっています.
○感想の内で,どの問題がどうであったかを正確な文章で伝えていただいた改善要望に対しては,可能な限り対応するようにしています.(※なお,攻撃的な文章になっている場合は,それを公開すると筆者だけでなく読者も読むことになりますので,採用しません.)


質問に対する回答の中学版はこの頁,高校版はこの頁にあります