![]() ![]() *** 科目 *** 数Ⅰ・A数Ⅱ・B数Ⅲ高卒・大学初年度 *** 単元 *** 数と式不等式二次関数二次不等式三角比三角比と図形集合・命題・証明順列・組合せ確率整数の性質 ※高校数学Ⅰの「三角比と図形」(正弦定理,余弦定理など)について,このサイトには次の教材があります.
この頁へGoogleやYAHOO ! などの検索から直接来てしまったので「前提となっている内容が分からない」という場合や「この頁は分かったがもっと応用問題を見たい」という場合は,他の頁を見てください. が現在地です. ↓正弦定理(解説) ↓正弦定理(問題) ↓分数型の方程式 ↓余弦定理(解説) ↓三辺→角 ↓余弦定理の2次方程式 ↓筆算だけで解く問題(1) ↓筆算だけで解く問題(2) ↓最大角・最小角 ↓ヘロンの公式 ↓内接円の半径 ↓形状問題 ↓証明問題 ↓三角形を解く ↓センター問題(1) ↓センター問題(2) センター問題(3) ![]() |
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== 難易などの目安 ==
《考え方》 ★:易しい,★★:普通,★★★:難しい 《計算量》 ☆:少ない,☆☆:普通,☆☆☆:多い
【2014年度センター試験.数学Ⅰ・A】
△ABCは,AB=4, BC=2,
である。∠ABCの二等分線と∠BACの二等分線の交点をD,直線BDと辺ACの交点をE,直線BDと円Oとの交点でBと異なる交点をFとする。 (1) このとき
となる。
|
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☆★
![]() 《余弦定理》 もしくは
《余弦定理の変形型》
cos∠BAC=
《三角比の相互関係》
《外接円の半径》R
《角の二等分線に関する定理》
![]() |
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(1)
![]() BEは∠Bの二等分線だから AE:EC=4:2=2:1 さらに,AC=4だから 次に,△ABEについて,AB=4, ![]() ADは∠Aの二等分線だから ED:DB= さらに, |
[解答を見る]![]() (2) △EAFと△EBCは
∠EFA=∠ECB
だから,2つの三角形△EAFと△EBCは相似(弦AB上の円周角) ∠FAE=∠CBE (弦FC上の円周角) その相似比は 面積比は,相似比の2乗になるから △EAF:△EBC=8:5 |
【2015年度センター試験.数学Ⅰ・A】
△ABCにおいて,AB=3, BC=5, ∠ABC=120°とする。
直線BC上に点Dを,
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☆★
![]() AC=7→オ ∠ABC=θとおくと △ABCについて,余弦定理を変形して,3辺の長さから∠Cを求めると 直線BC上に点Dを∠ADCが鋭角となるようにとるときは,DはAからBCに降ろした垂線の足HよりもBCから遠い側にある. △AHCの場合 △ADCの場合 したがって |
【2016年度センター試験.数学Ⅰ・A】
△ABCの辺の長さと角の大きさを測ったところ, AB= 外接円Oの,点Cを含む弧AB上で点Pを動かす。
ある。
のときである。 (3) sin∠PBAの値が最大となるのはPA=キクのときであり,このとき△PABの面積は
|
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☆★
正弦定理により (1) △PABに余弦定理を適用すると ![]() ![]() △PABの面積が最大となるのは,PからABに引いた垂線の長さが最大になるとき. ところで,円の中心PからABに引いた垂線の長さdは一定だから,PからABに引いた垂線の長さが最大になるのは,P,O,Hが一直線上にあるとき.このとき,P,O,HはABの垂直二等分線になり,PA=PB ![]() sin∠PBAの値が最大となるのは∠PBA=90°となる場合だから,PA=2R=14→キ,ク このとき,△PABの面積は |
【2017年度センター試験.数学Ⅰ・A】
△ABCにおいて,AB=
である。ただし,ウ,エの解答の順序は問わない。 (2) 辺AC上に点Dを,△ABDの面積が
|
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☆★
BC=a, CA=b, AB=c
(1)△ABCに余弦定理を適用すると sin∠BAC=
三角形ABD
の面積
(2) |
【2018年度センター試験.数学Ⅰ・A】
[1] 四角形ABCDにおいて,3辺の長さをそれぞれAB=5, BC=9, CD=3,対角線ACの長さをAC=6とする。このとき
である。 ここで,四角形ABCDは台形であるとする。 次の,カには下の〇0 ~②から,キには③・④から当てはまるものを一つずつ選べ。 CDカAB·sin∠ABCであるからキである. 〇0 <① =② > ③ 辺ADと辺BCが平行 ④ 辺ABと辺CDが平行 したがって
である。 |
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☆★
余弦定理の変形版
△ABCに余弦定理を適用すると以下,∠ABCをBで表す AB·sin∠ABC= だから, CD<AB·sin∠ABCである→〇0 カ ![]() したがって,台形であるならば,右図(イ)のようになり,1AB∥CD →④キ 余弦定理により |
【2019年度センター試験.数学Ⅰ・A】
[1] △ABCにおいて,AB=3, BC=4, AC=2とする。 次のエには,下の〇0 ~②のうちから当てはまるものを一つ選べ。
また,
〇0 鋭角① 直角② 鈍角 線分ACの垂直二等分線と直線ABの交点をDとする。
|
[解答を見る]
☆★
![]() 余弦定理により →ア,イ,ウ →オ,カ,キ cos∠CAD=−cos∠CAB= cos∠CAD= だから AD=4→コ |
【2020年度センター試験.数学Ⅰ・A】
[1] △ABCにおいて,
AD=カ
である。 |
[解答を見る]![]() ∠ACD=∠DCB=θ, ∠CDB=φとおく △CDBについて,余弦定理を適用すると ∠ACD=180°−φだから sin∠ADC=sinφ →イ,ウ,エ 角の二等分線に関する性質により △ADCについて,余弦定理を適用すると ![]() 正弦定理により ※△ABCは3辺の長さが分かっているから,1つの角度の余弦を求めることができ,次にその正弦を求めることができる.どの角度から求めてもよいが,以上の答案は,角Aが既に求まっていることを利用したもの |
【2021年度 共通テスト.数学Ⅰ・A】
![]()
BC=a, CA=b, AB=c
とする。∠CAB=A, ∠ABC=B, ∠BCA=C
であり,△ABCの面積はタチ,△AIDの面積は ツテである。 |
[解答を見る] |
(2) 正方形BFGC, CHIA, ADEBの面積をそれぞれ
• 0°<A<90°のとき,ト。
ト~ニの解答群(同じものを繰り返し選んでもよい。)• A=90°のとき,ナ。 • 90°<A<180°のとき,ニ。
〇0 0である
① 正の値である ② 負の値である ③ 正の値も負の値もとる |
[解答を見る] |
(3) △AID,△BEF,△CGHの面積をそれぞれT1, T2, T3とする。このとき,ヌである。
ヌの解答群
〇0 a<b<cならば,T1>T2>T3
① a<b<cならば,T1<T2<T3 ② Aが鈍角ならば,T1<T2 かつ T1<T3 ③ a, b, cの値に関係なく,T1=T2=T3 |
[解答を見る] |
(4) △ABC,△AID,△BEF,△CGHのうち,外接円の半径が最も小さいものを求める。
0°<A<90°のとき,IDネBCであり (△AIDの外接円の半径)ノ(△ABCの外接円の半径) であるから,外接円の半径が最も小さい三角形は
• 0°<A<B<C<90°のとき,ハである。
ネ,ノの解答群(同じものを繰り返し選んでもよい。)• 0°<A<B<90°<Cのとき,ヒである。
〇0 < ① = ② >
ハ,ヒの解答群(同じものを繰り返し選んでもよい。)
〇0 △ABC ① △AID ② △BEF ③ △CGH
|
[解答を見る]
★★☆☆
△ABC,△AID,△BEF,△CGHの外接円の半径をそれぞれ ![]() だから よって ID > BC→②ネ このとき により →②ノ 同様にして 0°<B<90°のとき 0°<C<90°のとき (#1)(#2)(#3)により,外接円の半径が最も小さいものは R→〇0 ハ 90°<Cのとき だから このとき により (#1)(#2)はそのまま成り立つから 以上から, |
【2022年度 共通テスト.数学Ⅰ・A】
[3] 外接円の半径が3である△ABCを考える。点Aから直線BCに引いた垂線と直線BCとの交点をDとする。 (1) AB=5, AC=4とする。このとき
である。 (2) 2辺AB, ACの長さの間に2AB+AC=14の関係があるとする。 このとき,ABのとり得る値の範囲はト≦AB≦ナ であり,
と表せるので,ADの長さの最大値はヒである。 |
[解答を見る]
★★☆☆
(1) 正弦定理により だから
全体の前提
(2)(1) 問題文1 (2) 問題文2 となっているとき,(2)の問題を解くときに(1)の仮定は使えない.全体の前提と問題文2の仮定を使う ![]() 2AB+AC=14 により ![]() 0≦AC=14−2AB≦6・・・(#2) (#1)(#2)より 4≦AB≦6→ト,ナ
※この部分は,成り立っていればよいというものではない.例えば,0≦AB≦100のように成り立つ式は幾らでもあるが,実際にそのようなABの値が存在しなければ,解とはならない.
(4≦AB≦6) (4≦AB≦6) ![]() |
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