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第4象限の角
三角関数の性質(まとめ)
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弧度法:三角関数の値
sin(θ+π)など
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y=a sin b(x−p)+q のグラフ
y=a cos b(x−p)+q のグラフ
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同(2)
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加法定理(練習問題)
同(2)
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倍角・半角公式(練習問題)
積和・和積の公式
同(2)
同(3)
三角関数の合成公式
三角関数の公式一覧
三角関数の公式プラス
三角形の証明・形状問題
センター試験 三角関数(2015~)

== 三角関数の値(270゜~360゜) ==
■解説
  印刷物になっている三角関数表は 0°~90°の値のみ書かれており, sin( - 15°)のような値は書かれていない.

 図から次の公式が導かれ,これを利用すれば,
90°~0°の三角関数の値を,0°~90°の三角関数に直して求めることができる.
公式(5)
sin(−θ)=− sinθ (sinθは奇関数
cos(−θ)= cosθ (cosθは偶関数)
tan(−θ)=− tanθ (tanθは
奇関数
なお,1回転した位置になる 360°-θの三角関数は,この値に等しい.

sin345°=sin (− 15°)=− sin 15°=(表より)=− 0.2588
cos345°=cos(-15°)= cos 15°=(表より)= 0.9659
tan345°=tan(- 15°)=− tan 15°=(表より)=− 0.2679

 図のように y 軸から測った場合は,次の公式になる.縦横が逆になるため,sinθ,cosθが入れ替わる.tanθは分母分子が入れ替わる.
公式(6)
sin(270°+θ)=− cosθ
cos(270°+θ)= sinθ
tan(270°+θ)=− .1tanθnnnn

sin 345°=sin(270°+75°) =− cos 75°
cos 345°= cos(270°+75°) =sin 75°
tan 345°= tan(270°+75°) =−.1tan75°nnnnnn
※ 上の公式(5)(6)は,0°≦θ≦90°の場合の説明に用いているが,実際にはθの値に制限なく成り立つ.
すなわち,次のような関係は任意の角度θについて成り立つ
sin(270°+θ)+cosθ=0
【要点】
 sin 345°などの数値を求めるには,sinθ,cosθなどの形が変わらず符号のみを考えればよい公式(5)を用いる方が楽.
○赤道から攻めるとsincos, tanは,sincos, tanのまま
▼南極,北極から攻めるとsincos, tanも変わる

■問題
 次の三角関数の値を解答欄に記入しなさい. (なお,下の三角関数表は,0°~90°までの値のみ使える.)
※問題は限りなく出ますが,3,4題やればよい.

問題
解答欄
採点欄
sin(゜)=
cos(゜)=
tan(゜)=

◇◇◇ 三角関数表◇◇◇
sin゜= 
cos゜= 
tan゜= 
 0゜以上90゜以下の角度のみ入力可能
角度を入力して「計算」ボタンを押す
 
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