![]() ![]() *** 科目 *** 数Ⅰ・A数Ⅱ・B数Ⅲ高卒・大学初年度 *** 単元 *** 式と証明点と直線円軌跡と領域三角関数 指数関数対数関数微分不定積分定積分 高次方程式数列漸化式と数学的帰納法 平面ベクトル空間ベクトル確率分布 ※高校数学Ⅱの「三角関数」について,このサイトには次の教材があります.
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図1において,始線OXから「+30°回ったとき」「-330°回ったとき」「+390°回ったとき」・・・いずれの場合も,動径OPに一致する. このように,角度を決めれば動径が定まるが,動径を決めても角度は1つには定まらない. (動径:角度の対応は1:多になっている.)
図1
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図2のように,動径OPが表わす1つの角度をαとするとき,何回転かすると動径は一致するから,
図2
![]() 動径OPの表わす1つの角度をαとするとき
【例】
上の図1において動径OPの表わす一般角は
(※参考)
もちろん,θ= - 330°+360°×m ( m は整数)でもよく, θ= 390°+360°×k ( k は整数)でもよい. ア) n が整数全体を動くとき,θ=30°+360°×n ( n は整数)で表わされる角度は,
イ) m が整数全体を動くとき,θ= - 330°+360°×m ( m は整数)で表わされる角度は,
ウ) θ= 390°+360°×p ( k は整数)のときも同様.
ア)イ)ウ)で表わされる角度の全体は,一致する. (m=n+1, n=p+1 [nは全整数⇔mは全整数⇔pは全整数] となっている.)
注意
θ=−330°+360°×m ( m は整数)
は,すべて同じ集合を表しており,どれで答えてもよい.
θ=30°+360°×n ( n は整数) θ=390°+360°×p ( p は整数)
{...,−690°,−330°,−30°,390°,750°,1110°,...}
○ 要点
1つの角αを見つけて,+360°×n ( n は整数) を付けると動径OPの表わす一般角となる.
【例】
![]() θ=90°+360°×n ( n は整数) θ=−270°+360°×n ( n は整数)でもよい ![]() θ=120°+360°×n ( n は整数) θ=−240°+360°×n ( n は整数)でもよい |
■ 問題 次の図の動径が表わす一般角を下から選びなさい. [第1問 / 全12問]
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