![]() ![]() *** 科目 *** 数Ⅰ・A数Ⅱ・B数Ⅲ高卒・大学初年度 *** 単元 *** 式と証明点と直線円軌跡と領域三角関数 指数関数対数関数微分不定積分定積分 高次方程式数列漸化式と数学的帰納法 平面ベクトル空間ベクトル確率分布 ※高校数学Ⅱの「三角関数」について,このサイトには次の教材があります.
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【三角関数の合成公式】
(解説)a sinθ+b cosθの形の式は一つの三角関数にまとめることができます.これを三角関数の合成公式といいます.
a sinθ+b cosθ=
(ただし,αはcosα=![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ○ 三角関数の加法定理sinαcosβ+cosαsinβ=sin(α+β)により,sinθcosα+cosθsinα=sin(θ+α)となります. ○ たまたまa, bが,ある一つの角度αの三角関数cosα, sinαに等しいとき,たとえば
a=
のようになっているとき
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() =sin(θ+60°) ![]() 右図のようにa, bが2辺となっている直角三角形を考えると, cosα= ![]() ![]() ![]() ![]()
a sinθ+b cosθ
= ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() = ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 上の図のような直角三角形の角度をαとすると, ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() = ![]() = ![]() ![]() ![]() = ![]() cosα= ![]() ![]() sinα= ![]() ![]() の式を使って合成するときは,右図のような第4象限の角αを考えていることになります. ![]() ![]() = ![]() cosα= ![]() ![]() sinα= ![]() ![]() の式を使って合成するときは,右図のような第1象限の角αを考えていることになります. |
※ 紛らわしい公式との区別
○関数が同じ,角度が違う⇒公式あり
○関数が違う,角度が同じ⇒公式あり ×関数も角度も違う⇒公式なし ![]()
sinA±sinB,cosA±cosB
⇒和積の公式 (2) 角度が同じなら,係数と関数が違ってもよい
asinθ+bcosθ
⇒合成公式 (*) 関数も角度も違えば公式がない
sinA+cosB
(*) 係数と角度が違えば公式がない⇒対応する公式はない
asinA±bsinB,acosA±bcosB
⇒対応する公式はない |
【例題1】
次の三角関数を合成してください. sinθ+ ![]() ![]() 右図のように斜辺の長さが ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() となるから sinθ+ ![]() =2(sinθ ![]() ![]() ![]() =2(sinθ·cos60°+cosθ·sin60°) =2sin(θ+60°)
理論上は,余弦の加法定理
cosθcosα+sinθsinα=cos(θ−α) cosθcosα−sinθsinα=cos(θ+α) を使って,次のように変形することもできますが,一つできれば十分なので,余弦を使った合成の方はあまり見かけません. sinθ+ ![]() = ![]() =2(cosθ ![]() ![]() ![]() =2(cosθcos30°+sinθsin30°) =2cos(θ−30°) ![]() ![]() = ![]() cosα= ![]() ![]() sinα= ![]() ![]() の式を使って合成するときは,右図のような第2象限の角αを考えていることになります. ![]() − ![]() =− ![]() 振幅を正の値にする必要があるときは ![]() cosα= ![]() ![]() sinα= ![]() ![]() の式を使って合成するときは,右図のような第1象限の角αを考えていることになります. |
【例題2】
次の三角関数を合成してください. 3sinθ+4cosθ ![]() 右図のように斜辺の長さが ![]() ![]() ![]() ![]() となるから 3sinθ+4cosθ =5(sinθ ![]() ![]() =5(sinθ·cosα+cosθ·sinα) =5sin(θ+α) (ただし,αはcosα= ![]() ![]()
※このように,角度αを具体的な数値としてでなく,cosα, sinαの値で表す方法も可能です.
|
【例題3】
次の三角関数を合成してください. 2sinθ−cosθ ![]() 右図のように斜辺の長さが ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() となるから 2sinθ−cosθ = ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() = ![]() = ![]() (ただし,αはcosα= ![]() ![]() ![]() ![]()
この問題では,
![]() ![]() cosβ= ![]() ![]() ![]() ![]() を用いて, ![]() ![]() |
【問題1】
(空欄に入るものを下から選んでください)次の三角関数を合成してください. sinθ+cosθ ![]() ![]() sinθ+cosθ= ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() cosα=? 解答 |
1
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
1
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
とおくと,sinθ+cosθ=
![]() ![]() |
30°
45°
60°
90° |
【問題2】
(空欄に入るものを下から選んでください)次の三角関数を合成してください. 3sinθ+2cosθ ![]() ![]() ![]() cosα=?解答 |
2
3
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
2
3
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() ![]() ![]() ![]() |
【問題3】
(空欄に入るものを下から選んでください)次の三角関数を合成してください. 3sinθ−4cosθ ![]() ![]() cosα=?解答 |
![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() ![]() ![]() ![]() |
5sin(θ+α)
5sin(θ−α) 5cos(θ+α) 5cos(θ−α) ![]() |
【例題4】
0°≦θ<360°のときy=sinθ+ ![]() ![]() 右図のように斜辺の長さが ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() となるから sinθ+ ![]() =2(sinθ ![]() ![]() ![]() =2(sinθ·cos60°+cosθ·sin60°) =2sin(θ+60°) ![]()
−1≦sin(θ+60°)≦1
θ+60°=90°→θ=30°のとき最大値2−2≦2sin(θ+60°)≦2 θ+60°=270°→θ=210°のとき最小値−2 |
![]() 実際に生徒の手の動きを観察していると,グラフを描く方法では
○ヘッドホン=耳あての図がお薦め
![]() |
【問題4】
(空欄に入るものを下から選んでください)0°≦θ<360°のときy=sinθ−cosθの最大値,最小値及びそのときのθの値を求めてください. ![]() ![]() ![]() sinθ−cosθ= ![]() ここで0°≦θ<360°のときθ−45°の値の範囲は?解答 |
0°≦θ−45°<360° −45°≦θ−45°<315° 45°≦θ−45°<405° 0°≦θ−45°<315° |
1
−1
![]() ![]() ![]() |
−1
![]() ![]() ![]() ![]() |
【問題5】
(空欄に入るものを下から選んでください)0°≦θ<360°のときy= ![]() ![]() ![]() ![]() y=2(sinθ· ![]() ![]() ![]() =2(sinθ·cos30°+cosθ·sin30°) =2sin(θ+30°) ここで0°≦θ<360°のときθ+30°の値の範囲は?解答 |
0°≦θ+30°<360° −30°≦θ+30°<330° 0°≦θ+30°<390° 30°≦θ+30°<390° |
1 −1 2 −2 |
−1
1
2
−2 |
【問題6】
(空欄に入るものを下から選んでください)0°≦θ<360°のときy=4sinθ−3cosθの最大値,最小値を求めてください. ![]() ![]() ただし,αはcosα= ![]() ![]() 0°−α≦θ−α<360°−α θ−α=90°すなわちθ=90°+αのとき,最大値 ? 解答 |
5
1
1+α
5
5+α
→閉じる← |
−5
−1
−1+α
−5
−5+α
→閉じる← |
![]() ![]() |
■[個別の頁からの質問に対する回答][三角関数の合成公式について/17.3.7]
はじめの方の解説や問題はすごく良かったのですが、問題の解説がなくて、分からなかった時に困ってしまいました…。自力で、サイトの最初の方から読み直して解決したのですが、問題の解説はやはりあった方が良いと思われます。
■[個別の頁からの質問に対する回答][三角関数の合成公式について/17.2.20]
=>[作者]:連絡ありがとう.「最初の方から読み直して解決」するように意図したものです.読み直したときにあいまいな知識がはっきりしてくるので,それが身に付く読み方です.・・・一般に直線的に読み進むのでなく,行ったり来たりしながら読む方が身に付くと言えます. わかりやすかったです!
最後にテスト形式でチェックできるのは助かります
■[個別の頁からの質問に対する回答][三角関数の合成公式について/17.2.19]
=>[作者]:連絡ありがとう. 角度はラジアン(π)を使って表して欲しい
=>[作者]:連絡ありがとう.角度の単位をラジアンにしなければならないのは,三角関数の微積分を行うときです.それ以外では両方とも使います. |
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