■ (各駅停車)正規分布![]() ※ あなたの解答によって,次のステップに進むか前のステップに戻るかが決まります. ※ 右図のイメージのように,間違ったときは1つ前のステップに戻ります. 計算力は実技なので,一回見ただけで身に付くことはめったにありません.行ったり来たりして「ほころび」を埋めながらゴールを目指してください. 《内容》 (1) 連続分布 (2) 標準正規分布 (3) 一般の正規分布 (4) 正規分布の記号 (5) 確率→変数 (6) まとめ |
[連続分布]![]() この図において1つの階級に入る相対度数(確率)は図1において水色で示した長方形の面積に対応している. ○ 相対度数分布表の階級幅を小さくしていくと,データ数が多いとき,ヒストグラムの形は図2のような曲線(分布曲線)に近づいていく.このとき,データが a≦x≦b に入る確率は水色で示した図形の面積で表わされる. ○ 連続的な値を取り得る変数については,x=a のような正確にある値になる確率ではなくある区間 a≦x≦b に入る確率を考える. (たとえば,ある学校やある都道府県の生徒から1人選んだときに,身長が x=170.0000000000(cm) になる確率を考えても,正確に一致する人はいないので,確率は 0 になる.これは図2のグラフで,横幅 0 の区間に入る図形の面積が 0 になることからも分かる.このように,x=a のような確率は,当然 0 になることからも分かる. ) [正規分布] ![]() 正規分布の詳しい関数形を覚えても,この関数は筆算で積分計算はできない.実際に確率を求めるときは,数値積分の方法で作成されている正規分布表を使う. ![]() 右へ続く→ |
→続き ○ 標準正規分布のグラフに関して覚えるべきことは少しだけで,他は表を見れば分かる. ![]() ( 0≦x≦1 の区間の面積(確率)と,- 1≦x≦0 の区間の面積(確率)は等しいので,- 1≦x≦0 の確率を求めるには,0≦x≦1 の区間の確率を求めるとよい. 左右対称だから,右半分 0≦x に入る確率は 0.5 になる.) (2) 「帽子型」「富士山型」をしていて中央部分は高いが両側に行くほど低くなる. ( - 3≦x≦3 の範囲にほとんどの面積が含まれていて,その外側の面積は非常に小さい.) ○ 正規分布表は,教科書巻末に数表として付いていることが多い. ![]()
![]() 標準正規分布において右図の黄色で示した図形の面積を求めよ. 0.3413 …(答) 例2 標準正規分布において 0≦z≦1 となる確率 p(0≦z≦1) を求めよ. 例1の図をイメージするとよい.0.3413 …(答) |
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