■センター試験問題 三角比 次の解答欄から各々選んでください.≫
【センター試験 2011年度:数学I・A(本試験) 第3問】
点Oを中心とする円Oの円周上に4点A, B, C, Dがこの順にある.四角形ABCDの辺の長さは,それぞれ AB= ![]() ![]() ![]() ![]() であるとする. (1) ∠ABC=θ, AC=xとおくと,△ABCに着目して x2=アイ−28cosθ となる.
△ABCについて,余弦定理により
x2=( ![]() ![]() ![]() ![]() =7+28−28cosθ=35−28cosθ
また,△ACDに着目して
x2=15+ウエcosθ となる.
△ADCについて,余弦定理により
x2=( ![]() ![]() ![]() ![]() =3+12+12cosθ=15+12cosθ よって,cosθ= ![]() ![]() ![]()
35−28cosθ=15+12cosθを変形すると
40cosθ=20 cosθ= ![]() ![]() ![]() 円Oは△ABCの外接円だから,△ABCについて正弦定理により ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() また,四角形ABCDの面積はコ ![]()
四角形ABCDの面積をsとすると
s=△ABC+△ABD = ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]()
(2) 点Aにおける円Oの接線と点Dにおける円Oの接線の交点をEとすると,∠OAE=シス°である.
![]()
また,線分OEと辺ADの交点をFとすると,∠AFE=セソ°であり,
![]() △OAE≡△ODE したがって, ∠OAE=∠△ODE △OAFと△ODFは2辺とその間の角がそれぞれ等しいから △OAF≡△ODF したがって, ∠OFA=90°, ∠AFE=90°
OF · OE=タ
である. ![]() △OAF∽△OEA したがって OA:OF=OE:OA OF · OE=OA2=( ![]()
さらに,辺ADの延長と線分OCの延長の交点をGとする.点Eから直線OGに垂線を下ろし,直線OGとの交点をHとする.
4点E, G, チは同一円周上にある.チに当てはまるものを次の0~4から一つ選べ. ![]() F, HはGEを直径とする円周上にある. したがって,E, G, F, Hは同一円周上にある.
したがって, OH · OG=ツ である. ![]() 同一の弦HFに対する円周角は等しいから ∠OGF=∠OEH さらに∠GOF=∠EOH したがって△GOF∽△EOH OH:OE=OF:OG OH · OG=OE · OF=7 (上記の解答は,方べきの定理の証明もしながら行ったものであるが,方べきの定理を使って直接答えてもよい) |
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