■センター試験問題 三角比 ≪次の解答欄から各々選んでください.≫
【センター試験 2010年度:数学I・A(本試験) 第3問】
△ABCをAB=3, BC=4, CA=5である直角三角形とする. (1) △ABCの内接円の中心をOとし,円Oが3辺BC, CA, ABと接する点をそれぞれP, Q, Rとする.このとき,OP=OR=アである. ![]() ![]() 他方で,△ABCの内接円の半径をrとおくと,右図のように△ABCの面積は △ABO+△BCO+△CAO = ![]() 6r=6よりr=1 (=OP=OQ=OR)
また,
QR=
![]() ![]() ![]() △ARO∽△RDOだから OA:AR=OR:RD ![]() RD= ![]() ![]() ![]() ![]() QR= ![]() ![]() ≪別解≫cos∠QAR= ![]() QR2=22+22−2×2×2cos∠QAR= ![]() ![]() ![]() sin∠QPR= ![]() ![]()
△PQRの外接円の半径は1だから,正弦定理により
![]() ![]() ![]() ![]()
(2) 円Oと線分APとの交点のうちPと異なる方をSとする.このとき
AP=
![]()
△ABPについて,三平方の定理により
AP2=32+12=10 AP= ![]() SP= ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]()
また,点Sから辺BCへ垂線を下ろし,垂線とBCとの交点をHとする.このとき
HP=
![]() ![]() である. ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 3:SH=1: ![]() ![]() したがって,tan∠BCS= ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() = ![]() ![]()
(3) 円O上に点Tを線分RTが円Oの直径となるようにとる.
このとき,tan∠BCT=
![]() ![]() ![]() ![]()
よって,∠RSC=ニヌ°
であり,
tan∠BCT=tan∠BCSにより,S, T, Cは同一直線上にある.
したがって,∠RSC=∠RSTで,RTは直径だから,∠RSC=∠RST=90°
∠PSC=ネノ°である.
円周角の定理により∠PSC=∠PRT=45°
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