![]() ![]() *** 科目 *** 数Ⅰ・A数Ⅱ・B数Ⅲ高卒・大学初年度 *** 単元 *** 式と証明点と直線円軌跡と領域三角関数 指数関数対数関数微分不定積分定積分 高次方程式数列漸化式と数学的帰納法 平面ベクトル空間ベクトル確率分布 ※高校数学Ⅱの「点と直線」について,このサイトには次の教材があります.
この頁へGoogleやYAHOO ! などの検索から直接来てしまったので「前提となっている内容が分からない」という場合や「この頁は分かったがもっと応用問題を見たい」という場合は,他の頁を見てください. が現在地です. ↓◎内分点,外分点の図示 ↓◎内分点,外分点の座標計算 ↓◎内分点,外分点の座標 ↓三角形の重心 ↓2点間の距離の公式 ↓点と直線の距離 ↓三角形の形状問題 ↓同(2) ↓1点と傾き→直線の方程式 ↓2点→直線の方程式 ↓2直線の平行条件 ↓2直線の垂直条件 ↓3点が1直線上にあるための条件 ↓3直線が1点で交わるための条件 ![]() 2直線の交点を通る直線の方程式 |
[例題1]
3直線 2x+y−4=0 …(1) x−3y−9=0 …(2) 2x−ay+4=0 …(3) が1点で交わるように定数 a の値を定めよ. ![]() 3直線が1点で交わるようにするためには, (I) まず2直線の交点の座標を求める. (II) 3番目の直線が(I)で求めた交点を通るようにする. [解答1] 連立方程式(1)(2)を解いて交点の座標を求める. (1)-(2)×2 2x+ y−4=0 - )2x−6y -18=0 ![]() ![]() 7y+14=0 y=−2 …(4) (4)を(1)に代入 2x−2−4=0 2x=6 x=3 よって(1)(2)の交点の座標は (3 ,−2) …(5) (5)を(3)に代入 6+2a+4=0 2a=−10 a=−5 …(答) |
[例題2] 3直線 x−ay−7=0 …(1) x + 4y+7=0 …(2) ax+2y+1=0 …(3) が1点で交わるように定数 a の値を定めよ.
【考え方】 交点の座標に文字 a が含まれていても同じようにやればよい. [解答2] 連立方程式(1)(2)を解いて交点の座標を求める. (1)-(2) x−ay−7=0 - )x +4y+7=0 ![]() ![]() (−a−4)y−14=0 (a+4)y=−14 (ア) a≠−4 のとき y=− ![]() ![]() (4)を(2)に代入 x+4(− ![]() ![]() x=4( ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() よって(1)(2)の交点の座標は ( ![]() ![]() (5)を(3)に代入 a( ![]() ![]() a(−7a+28)−28+a+4=0 - 7a2+28a−28+a+4=0 7a2−29a+24=0 (7a−8)(a−3)=0 a= ![]() (イ) a=−4 のとき(1)(2)は平行線となるから題意に適さない. |
[問題1]
3直線 x+2y+1=0 …(1) 4x+3y+9=0 …(2) 2x+ay+4=0 …(3) が1点で交わるように定数 a の値を定めよ. ![]() |
(1)(2)の交点の座標を求める. (1)×3-(2)×2 3x+6y+3=0 −) 8x+6y+18=0 ![]() −5x−15=0 5x=−15 x=−3 これを(1)に代入 - 3+2y+1=0 2y=2 y=1 交点の座標は (−3 , 1) …(4) (4)を(3)に代入 -6+a+4=0 a=2 |
[問題2]
3直線 x + 2y−7=0 …(1) 3x−2y+a=0 …(2) ax+y−6=0 …(3) が1点で交わるように定数 a の値を定めよ. |
(1)(2)の交点の座標を求める. (1)+(2) x + 2y−7=0 −) 3x−2y+a=0 ![]() 4x + a−7=0 x= ![]() ![]() これを(1)に代入 ![]() 7−a+8y−28=0 8y=a+21 y= ![]() ![]() 交点の座標は ( ![]() ![]() (4)を(3)に代入 a( ![]() ![]() ![]() 2a(7−a)+a+21−48=0 14a−2a2+a−27=0 2a2−15a+27=0 (2a−9)(a−3)=0 a= ![]() |
[問題3]
3直線 x + y=4 …(1) x−y=2 …(2) x + ay=6 …(3) が三角形を作らないように定数 a の値を定めよ. (ただし,ア<イ<ウとする.) |
![]() 三角形ができないのは (I) 3直線が1点で交わる場合 (II) 平行な直線がある場合 (II)については直線の組合わせごとに検討する. (1)(2)の交点は,(3 , 1) (3)が (3 , 1) を通るのは 3+a=6 a=3 …(A) のとき (II) 平行な2直線がある場合 (1)と(2)は,平行でない. (1)//(3)となるのは,a=1 …(B) のとき (2)//(3)となるのは,a=−1 …(C) のとき |
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■[個別の頁からの質問に対する回答][3直線が1点で交わるための条件について/16.12.11]
求める定数がaとbの二つある場合が書いてないので、そこがあるといいと思います
=>[作者]:連絡ありがとう.未知数がx,y,a,bのように4個ある場合を,3直線が1点で交わる条件から解くと,条件不足のため不定解になります. |
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