PC用は別頁
※高校数学Ⅲの「複素数平面」について,このサイトには次の教材があります.
この頁へGoogleやYAHOO ! などの検索から直接来てしまったので「前提となっている内容が分からない」という場合や「この頁は分かったがもっと応用問題を見たい」という場合は,他の頁を見てください.  が現在地です.
複素数平面
回転と拡大
点Aの周りの回転
三角形の形状問題
ド・モアブルの定理
ド・モアブルの定理(入試問題)
複素数で表される軌跡の方程式
同(2)
複素数の1次結合が表す図形
内分点・外分点
2直線の交点
内分点の内分点
2直線の平行条件・垂直条件
複素数平面の入試問題1
複素数平面の入試問題2-現在地
複素数平面の入試問題3
複素数平面の入試問題4

=== 複素数平面の入試問題2 ===
【要点】
(1) 0でない2つの複素数の積の絶対値は各々の絶対値の積になり,偏角は各々の偏角の和になります.
|z1z2|=|z1| |z2|
arg(z1z2)=arg(z1)+arg(z2)

(2) 0でない2つの複素数の商の絶対値は各々の絶対値の商になり,偏角は各々の偏角の差になります.
z1z2∣=z1z2
arg(z1z2)=arg(z1)arg(z2)
【例題1.1】
複素数平面上に,原点Oとは異なる2点A(α), B(β)があり,β=(1−i)αを満たしている.このとき,△OABはどのような三角形か求めよ.
(奈良県立医大2016年)
(解答)
β=2{cos(45)+sin(45)}α
だから
OB=2×OA
∠BOA=45°
になる.
したがって,∠OAB=90°の直角二等辺三角形

【問題1】 
(1)
複素数平面において,α=3+i, β=5−3iとする.点βを,点αを中心として23πだけ回転した点を表す複素数γを求めよ.
(広島市立大2016年)
(2)
複素数平面上の2点α=1+2i, β=2+2iに対し,点αを,点βを中心として正の向きに(つまり反時計回りに)120°だけ回転した点を表す複素数はである.
(慶応義塾大2005年看護医療)
(3)
複素数z1, z2, z3を表す複素数平面上の点を,それぞれA, B, Cとする.3点A, B, CAB:BC:CA=1:3:2の三角形を作るとき
z3z1z2z1=±.√nnnnniiである.
(早稲田大2016年人間科)
(4)
複素数平面上で,点P(1−.3√nii)を中心とする円に内接する正三角形がある.この正三角形の頂点の1つが点A(2)であるとき,残りの2つの頂点を表す複素数を求めよ.ただし,iは虚数単位とする.
(岩手大2016年理工)

【要点】
 △ABCの面積は
S=12ABACsinθ
で求められる.
S=12BCBAsinϕ
でもよい

そこで,複素数平面上でA(z1), B(z2), C(z3)であるとき,△ABCの面積を求めるには
AB=|z2z1|
AC=|z3z1|
θ=arg(z3z1z2z1)
を使って計算すればよい.
【例題2.1】
複素数zz=1+2iとする.複素数平面上で,1, z, z2を表す点をそれぞれ,A, B, Cとするとき,∠BACの大きさはであり,三角形ABCの面積はである.
(広島工業大2005年)
(解答)
z21z1=z+1=2+2i
=22(cosπ4+isinπ4)
だから
∠BAC=π4
になる.

三角形の面積は
S=12ABACsinπ4
ここでAB=|2i|=2, AC=2×22=42だから
S=12×2×42×12=4

【問題2】 
(1)
複素数z|z|=2を満たすとき,複素数平面上の4点0, z, (1+i)z, 2izを頂点とする四角形の面積を求めよ.ただし,iは虚数単位とする.
(武蔵工業大2005年)

...(携帯版)メニューに戻る

...(PC版)メニューに戻る

■このサイト内のGoogle検索■

△このページの先頭に戻る△
【 アンケート送信 】
… このアンケートは教材改善の参考にさせていただきます

この頁について,良い所,悪い所,間違いの指摘,その他の感想があれば送信してください.
○文章の形をしている感想は全部読ませてもらっています.
○感想の内で,どの問題がどうであったかを正確な文章で伝えていただいた改善要望に対しては,可能な限り対応するようにしています.(※なお,攻撃的な文章になっている場合は,それを公開すると筆者だけでなく読者も読むことになりますので,採用しません.)


質問に対する回答の中学版はこの頁,高校版はこの頁にあります