[1] Xmaxima においては,
画面に
[2] wxMaxima においては
Maxima 5.34.1 http://maxima.sourceforge.net
using Lisp GNU Common Lisp (GCL) GCL 2.6.11 (a.k.a. GCL)
Distributed under the GNU Public License. See the file COPYING.
Dedicated to the memory of William Schelter.
The function bug_report() provides bug reporting information.
(%i1)
と表示されているので,
□(%i1) (%i2) などと表示される入力行番号の右側にあるカーソル位置に式を入力
□セミコロン ; を付ける □Enterキーを押す
(%i1) (%i2) などの行番号は,入力(input)の整理番号となっている.結果は出力(output)として (%o1)などの行番号が自動的に付けられる.
Xmaximaでは入力したコマンドの行末に,セミコロンを付けなければならない.
行おうとする操作に応じたコマンドを上端のメニュー画面から選ぶ.
例えば,簡単な四則計算を行うには,[数値処理]→[自動的に数値で出力]を選ぶと
(%i1) if numer#false then numer:false else numer:true;
などと表示されるので,(%o1) true
□青字で書かれている(%i1) (%i2) などの右に書かれたコマンドを,backSpaceキーやDelキーを使って消す(このとき(%i1) (%i2) などの行番号が自動的に矢印( -->)に書き替えられる)
□式を入力する □Shift+Enterを押す
wxMaximaでは,行末のセミコロンは自動的に付けられるが,単にEnterキーを押すだけでなく,Shift+Enterを押す必要がある.
結果は,各々の入力番号に対応した出力番号として行番号が付けられて(%o1) (%o2)の形で書かれる. |
【方程式の解を求めるには】
○上記の[1]の操作を前提として,Xmaximaでは(1) 方程式x3−4x+3=0の解を求めるには (2) 連立方程式 2x+3y=4 5x−6y=7 の解を求めるには (3) 不定解を持つ方程式2x+y=3の解を求めるには (4) 不能解(解なし)となる連立方程式 2x+3y=4 2x+3y=5 の解を求めた場合
(1)については,solve(x^3-4*x+3);のように=0を省略しても同じ結果が得られる.理屈で考えると,多項式には解はないはずであるが,関数 solve() に多項式を入れたときは,=0とした場合の方程式の解が返される.
[他の例] solve(x^2+1); → x = − %i , x= %i(x=±iということ) (3)の解は,数学の答案では,媒介変数tを用いてなどと表される.何度も実行すると,この媒介変数は,%r2 , %r3 , ...のように整理番号が変わる. ○wxMaximaでも同様であるが,(1)についてはメニューから[方程式]→[方程式を解く]と進む.(2)についても[方程式]→[方程式を解く]と進んでもよいが,[方程式]→[連立一次方程式を解く]と進むとlinsolve()関数が入る また,(1)では根号はのように表示される. |