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超基本.ベクトルの内積と行列の積
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行列の相等,和,差,実数倍
行列の積
行列の計算(まとめ1)
行列の乗法の性質
零因子
ベクトルの内積と外積

■ 行列の計算(まとめ)

【まとめ】
[行列の相等]・・・2つの行列が同じ型であって,かつ,対応する成分がそれぞれ等しいとき,これらの行列は等しいという。
【例】
2×2行列の相等

(a11a12a21a22)=(b11b12b21b22)
は,次の4つの方程式からなる連立方程式と同値
a11=b11
a12=b12
a21=b21
a22=b22
[行列の和]・・・2つの行列が同じ型であるとき,対応する成分の和を成分とする行列をそれらの行列の和という。 2×2行列の和

(a11a12a21a22)+(b11b12b21b22)=(a11+b11a12+b12a21+b21a22+b22)
[行列の差]・・・2つの行列が同じ型であるとき,対応する成分の差を成分とする行列をそれらの行列の差という。 2×2行列の差

(a11a12a21a22)(b11b12b21b22)=(a11b11a12b12a21b21a22b22)
[行列の実数倍]・・・各成分に同じ値を掛けたもの。 2×2行列の実数倍

k(a11a12a21a22)=(ka11ka12ka21ka22)
[行列の積]・・・
 型:L×M行列とM×N行列の積はL×N行列になる。
 成分: p 行 と q 列 の内積が pq 成分になる。
2×2行列と2×2行列との積

(a11a12a21a22)(b11b12b21b22)
=(a11b11+a12b21a11b12+a12b22a21b11+a22b21a21b12+a22b22)

■ 問題 次の空欄を埋めなさい。
(1)

(1234)=(4810x)
のときx=
採点するやり直す
(2)
(2+31+2133+2) +(23121+332)
=(22y223)
のときy=
採点するやり直す
(3)
(5678) (1234) =(484z)
のときz=
採点するやり直す
(4)
(12141413) (13141413) =(1w01223)
のときw=
採点するやり直す
(5)
3(1023)=(a069)
のときa=
採点するやり直す
(6)
12(2222)=(122b)
のときb=
採点するやり直す
(7)
(1234)(21)=(0c)
のときc=
採点するやり直す
(8)
(12121212)(22)=(0d)
のときd=
採点するやり直す
(9)
(0123)(0123)=(236e)
のときe=
採点するやり直す
(10)
(12121212)(0111)=(12012f)
のときf=
採点するやり直す
(11)
(12)(1001)=(1g)
のときg=
採点するやり直す
(12)
(1213)(2131)=(01h)
のときh=
採点するやり直す
■[個別の頁からの質問に対する回答][行列の計算(まとめ)について/17.5.23]
感で解けます(ヒラキ)
=>[作者]:連絡ありがとう.勘ぐるの勘の方がこの文脈で使う漢字としてはいい感じです.ヒラキとは?人名?
■[個別の頁からの質問に対する回答][行列の計算(まとめ)について/17.3.25]
今春から大学生になりますが、 高校3年間ちょくちょくわからない場面で使わせていただきました。 本当に助かりました。 大学の予習にもぼちぼち使わせていただきます。
=>[作者]:連絡ありがとう.
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