■ (各駅停車)ベクトルの内積

 ※ このページは,ベクトルの内積が分からない人向けに,弱点を直しながら進めていくものです.
 ※ あなたの解答によって,次のステップに進むか前のステップに戻るかを決めます.
  (正答率70%以上で次の頁に進むことができます.2009.07.26設定変更)
 ※(イメージ) このページの内容を小項目に分けると右図①~⑤のステップからなるTreeで表わされるとき,①から順に進んで⑤に来たとき,⑤ができなければその「直接の前提」となる③④を再試行してから⑤に戻ることになります.この段階では前提の前提(①②)までは戻りません.ただし,再試行中に,以前はできた③もできなくなっているときは①②も再試行となります.
 計算力は実技なので,一回見ただけで身に付くことはめったにありません.行ったり来たりして「ほころび」を埋めながらゴールを目指してください.

[ベクトルと成分]
○ x 成分,y 成分をこの順に書き並べたもの (x , y) を2次元ベクトルといい,aw=(x , y) などと書く.
○ xyz 成分をこの順に書き並べたもの (x , y , z) を3次元ベクトルといい,bw=(x , y , z) などと書く.
※ 何番目に書かれているかがどの成分であるかを表わしているので aw=(2 , 3) と,bw=(3 , 2) とは異なるベクトルである.
例1
 pw=(2 ,−1) は,x 成分が 2y 成分が - 1 の2次元ベクトルである.
例2
 qw=(- 3 , 0 , 5) は,x 成分が - 3y 成分が 0z 成分が 5 の3次元ベクトルである.

※ 高校では3次元以下のベクトルを扱うが,必要に応じて何次元ベクトルでも考えることができる.
 n 次元ベクトルは
aw=(x1 , x2 , x3 , ··· , xn ) のように書ける.

※ 2次元ベクトル aw=(x , y) を図示するときは,xy平面上で「原点から点 (x , y) に向かう矢印」で表わす.
  3次元ベクトル bw=(x , y , z) を図示するときは,xyz空間上で「原点から点 (x , y , z) に向かう矢印」で表わす.
  4次元以上のベクトルを図示するのは難しいが,数学として扱うには何ら問題はない.右に続く→※
問題1 次のベクトルの x 成分,y 成分は各々幾らか.
______aw=(4 , 9) ⇒ x= , y=
問題2 次のベクトルの z 成分は幾らか.
______bw=(-8 , -5 , -1) ⇒ z=
問題3 次のベクトルの成分を求めよ.
______A(5 , 6) , B(7 , 11) のとき AB=( , )
採点する やり直す 次の問題
※→続き

※ 始点 A(a1 , a2 ) と終点 B(b1 , b2 ) を結ぶ形で表わされるベクトル ABww においては,各成分は終点と始点の座票差とする.
終点-始点とする.矢印につられて逆に覚えてしまう生徒が多いので注意)

例3
 A(2 , 3), B(6 , 8) のとき,AB=(62 , 83)=(4 , 5)

3次元ベクトルも同様
例4
 C(1 , - 1 , 3), D(2 , 4 , 9) のとき,
 CD=(21 , 4−(- 1) , 93)=(1 , 5 , 6)
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全体の進行状況 …… =未実施,=達成,=再試行
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