→ スマホ用は別頁
|
![]() 数直線上の2点A(a), B(b)を結ぶ線分ABをm:nに内分する点をP(p)とすると,座標pの値は に等しい.
## 危険な落とし穴 ##
•分子で aに掛けてあるのは,「図で遠い方の比率n」 bに掛けてあるのは,「図で遠い方の比率m」 であることに注意 ⇒ 「いじ悪公式」「へそ曲げ公式」だと覚えておくとよい |
(証明) 図①において
ア) a<bのとき
AP=p−a, PB=b−pだから
AP:PB=m:nより (p−a):(b−p)=m:n (内項の積)=(外項の積)によって,比例の式を通常の等式に直すと n(p−a)=m(b−p) np−na=mb−mp (m+n)p=na+mb
イ) a>bのとき,途中経過で式の符号が変わるが,最後の式は同じになる
(a−p):(p−b)=m:n ・・・ |
次の各問に対して,正しい選択肢をクリック(タップ)してください.(自分の答案を選択すれば,途中経過と解答が出ます)
解説を見る |
解説を見る |
解説を見る |
解説を見る |
![]() 数直線上の2点A(a), B(b)を結ぶ線分ABをm:nに外分する点をQ(q)とすると,座標qの値は に等しい.
## 危険な落とし穴 ##
•内分公式を書き換えて,m, nのうち1つだけを負の数にすると,外分公式になるが,2つとも負の数に書き換えてしまうと,元の内分公式に戻ってしまうので,要注意 |
(証明) 図②において
ア) a<b, m<nのとき
AQ=a−q, QB=b−qだから
AQ:QB=m:nより (a−q):(b−q)=m:n (内項の積)=(外項の積)によって,比例の式を通常の等式に直すと n(a−q)=m(b−q) na−nq=mb−mq (m−n)q=−na+mb 文母と分子にそれぞれ−1を掛けても,分数の値は変わらないから,外分公式は次の形で書いてもよい. (分数計算が超苦手の生徒向けに,「mとnの小さい方をマイナスにする」という教え方の先生もいた.こうすると分母が正になって,符号の間違いが減るらしい.)
イ) a<b, m>nのとき,途中経過で式の符号が変わるが,最後の式は同じになる
(q−a):(q−b)=m:n ・・・ ウ)a>b, m<nのとき,エ)a>b, m>nのときも同様にして,途中経過は変わるが最終結果は一致する. |
次の各問に対して,正しい選択肢をクリック(タップ)してください.(自分の答案を選択すれば,途中経過と解答が出ます)
解説を見る |
解説を見る |
解説を見る |
解説を見る |
■このサイト内のGoogle検索■ |