現在地と前後の項目 規則を探す(文字)/規則を探す(数字)/一般項の記号/等差数列/和の記号Σ/Σ記号に慣れよう1/Σ記号に慣れよう2/Σの変形/等比数列のΣ/いろいろな数列のΣ/階差数列,第2階差数列/Sn→an関係式/部分分数分解/等差×等比型の和/等比数列,循環数列/群数列/自然数の累乗の和/数ⅡB.数列(センター試験:2013~)/ ■小中学校で異分母の分数の足し算・引き算をするときには,通分によって行います.例: ![]() ■次に説明する「部分分数分解」は,一言で言えば「通分の逆」です.
■以上の内容についての理論的な説明: 分数に限らず,一般に ![]() ![]() ![]() ![]() ![]()
■一般に,(ある式)=f(k+1)-f(k)となる式f(k)は,元の式の次数を1次上げたものに見つかります(数IIで習う積分と同じです.):例1,例2の式はk-2なので、k-1の式の差で表現できます.例3の式はk-1/2なので、k+1/2の式の差で表現できます.例4の式はk3なので、k4の式の差で表現できます.(元の式がk-1のときはどうにもなりません:1+1/2+1/3+1/4+・・・.) ■上記の縦書きの変形で,高校の定期試験,大学の入学試験などにも十分対応できると考えられますが,さらに美的・論理的な変形を好まれる場合には次のように記述するとよいでしょう.
左辺に等しいものを右辺から見つけなさい.(この右辺は,答案の最終形ではさらに通分などによりまとめるものとしますが,ここでは途中経過で表示します.)左辺から1つ選び,続けて右辺から1つ選びなさい.合っていれば消えます.
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【問題2】
(1) 解答を見る初項から第n項までの和Snが で表される数列{an}がある. (1) {an}の一般項を求めよ. (2) (2021年度北海道大学.前期)
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(2) 解答を見る ア)n≧2のとき
→ 将棋で言えば
↓桂馬跳びの位置に ↓符号が逆の ← 対がある
→ 将棋で言えば
↓桂馬跳びの位置に ↓符号が逆の ← 対がある イ) n=1のとき ア)イ)より n=1, 2, 3, …のとき, |
■[個別の頁からの質問に対する回答][部分分数分解について/17.5.18]
部分分数分解の問題コーナー(分子に(3k+2)がある問題)で解答に原式が1次/3次だから2次/3次の差にすると書いてありますが、計算過程を見ると1次/2次の差になっていると思います。1次上げるために分母を1次下げ、差にしたと解釈してよいのでしょうか。
■[個別の頁からの質問に対する回答][部分分数分解について/17.3.7]
=>[作者]:連絡ありがとう.ご指摘の通りでしたので訂正しました. この説明で、<f(k)-f(k+1)を使ったΣ>の全容がわかりました。素晴らしい解説です!感謝です。
=>[作者]:連絡ありがとう. |
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