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○ 2けた,3けた,...のように大きな数字の和や差を求めるときは,数直線では考えにくいので,計算でやるようにします.
(その1)
12+35のような「正の数2つの和」は,小学校以来のやり方で足すだけです.
【例】 12+35=47
(その2) −12−35=(−12)+(−35)のような計算は,符号なしで和を求めてから,符号を変えて答にします.
【例】 −12−35を求めるには
まず,12+35=47を計算しておいて,
最後に,−47と答えます.
これらの手順を,まとめて書くと
−12−35=−(12+35)=−47となりますが,わかりにくければ,左のように2回に分けてやればよい.
(その3)
35−12のような「大きい方の数-小さい方の数」の計算は,小学校以来のやり方で引くだけです.
【例】 35−12=23
(その4) 12−35のような「小さい方の数-大きい方の数」の計算は,『大きい方の数-小さい方の数』を求めてから,符号を変えて答にします.
【例】 12−35を求めるには
まず,35−12=23を計算しておいて,
最後に,−23と答えます.
これらの手順を,まとめて書くと
12−35=−(35−12)=−23となりますが,わかりにくければ,左のように2回に分けてやればよい.