○この頁は、当サイトの高校数学の頁(集合、順列・組合せ、余弦定理など)に設置したアンケートの集計結果です。
実施期間:2010.8.29~2010.10.19○アンケート項目等 読者が回答する項目は、右欄のp1~p4の通りで、結果を集計するにあたって4段階の間隔尺度を0%~25%、25%~50%、50%~75%、75%~100%の比例尺度に当てはめた。○集計結果の相関係数は次のようになった。
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【 アンケート 】 p1.今まで,あなたにとって高校数学は 1 全然分からなかったp2.そもそもこの頁には何の話が書かれていたのか分かりましたか 1.全然分からなかったp3.解説を読めば問題の解き方は分かりましたか 1.全然分からなかったp4.この頁の内容はあなたの期待したものと比べてどうでしたか 1.全く期待はずれp5. 以上の質問の他に、その頁を読み始めてから回答が送信されるまでに要した時間≒読まれた時間を測定したもの(秒)が自動的に測定される。 |
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○上記の表から項目関連構造グラフにしたのが右図である。この図から、アンケート結果を次のようにまとめることができる。 p1を回答者の数学の「学力」、p2を「場面理解」、p3を「操作理解」、p4を「満足度」、p5を「閲覧時間」と略すと、
この分析からは、高校数学が「全然分からなかった」「あまり分からなかった」人の「満足度」および「閲覧時間」を高めるための直接的なヒントは得られなかった・・・そもそも数学の「学力」は過去の話なので、アンケートで「学力」が「満足度」と無関係という結果が出たときに、ねらいが達成されることになる。 「学力」と「閲覧時間」には相互関係が見られない・・・元の「学力」が低くても閲覧時間の長い人も短い人もある。元の「学力」の高い人にも閲覧時間の長短あり、元の「学力」の低い人にも読める教材を!というねらいは部分的に達成されている。 p2⇔p3⇔p4の関係からは、「場面理解」など入口のハードルを下げると、「操作理解」「満足度」が高まることが言えるのはおおいに参考になる。 |
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