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♪♥♫♦∀高校入試の基本~標準∳♣♬∅♠
空間における点の移動
【問題1】
解説を読む
(1) 0≦x≦6のとき,yをxの式で表しなさい。 (2) 6≦x≦12のとき,yの値の変化として正しいものを,次のア~ウから1つ選び,記号で答えなさい。また,そのように判断した理由を,四面体AEPQの底面積と高さに着目して,説明しなさい。 ア 増加する イ 減少する ウ 変化しない (3) PがAを出発してからDに到着するまでの間で,y=12となるxの値をすべて求めなさい。 (2018年度 群馬県公立高校入試問題)
(解答)
(1) AP=x, AQ=xだから,△APQの面積は, 四面体AEPQの体積は (2) 6≦x≦12のとき,△APQの面積は,18(cm2)で変化しないから,四面体AEPQの体積も54(cm3)で変化しない:ウ (3) ア 0≦x≦6のとき イ 6≦x≦12のとき 上記の(2)の結果から, ウ 12≦x≦18のとき 以上から, |
【問題2】
解説を読む
(1) 0≦x≦6のとき,四角形PBCQの面積を,xを使って表せ。 (2) 線分PQが長方形BCFEの面積を2等分するときのxの値をすべて求めよ。 (3) 三角形DPQがDP=DQの二等辺三角形となるとき,線分PQの長さを求めよ。 (2019年度 高知県公立高校入試問題)
(解答)
(1) 0≦x≦6のとき,BP=x, CQ=2xだから,四角形PBCQの面積は (2) ア) 0≦x<6のとき (1)の結果から, イ) 6≦x≦12のとき BP=x, CQ=24−2xだから, x=12 以上から,x=4, 12(cm) (3) ア) 0≦x<6のとき BP=x, EP=12−x,CQ=2x, FQ=12−2xだから これらが等しくなるのは これらの値は0≦x<6の範囲にないから,この範囲には解はない イ) 6≦x≦12のとき BP=x, EP=12−x,FQ=2x−12だから これらが等しくなるのは ア)のときと同様にして, 6≦x≦12の範囲だから,x=9 このとき,PE=12−9=3, EF=8, EQ=2x, FQ=18−12=6の台形だから |
右の図のように,1辺の長さが10cmの立方体があり,点Mは辺GHの中点である。点Pは《ルール》にしたがって移動する。 《ルール》
点Pは毎秒1cmの速さで,点Aから点GまでA→B→F→Gの順に,辺AB, BF, FG上を動く。
点Pが点Aを出発してからx秒後の△AFPの面積をy cm2とする。ただし,点Pが点Fにあるときはy=0とする。次の(1)~(3)の問いに答えよ。(1) x=6のとき,yの値を求めなさい。 (2) 10≦x≦20のとき,y=24となるxの値を求めなさい。求める過程も書きなさい。 (3) 20≦x≦30のとき,線分BP, PMの長さの和が最も短くなるxの値を求めなさい。また,そのときのyの値を求めなさい。 (2019年度 秋田県公立高校入試問題)
(解答)
(1) x=6のとき,PはAB間にあり,△AFPの面積は (2) 10≦x≦20のとき,PはBF間にあり,PF=20−xだから となるのは ![]() 20≦x≦30のとき,PはFG間にあり,BP+PMが最短となるのは,右図のように直線になるとき. PF=x−20, PG=30−xで,△BFP∽△MGPとなるから (x−20):(30−x)=10:5=2:1 (x−20)=2(30−x) x−20=60−2x 3x=80 また,このとき,△AFPは,底辺の長さがFP=x−20= |
図3の立体は,△ABCを1つの底面とする三角柱である。この三角柱において,∠ACB=90°, AC=4cm, CB=8cm, AD=9cmであり,側面はすべて長方形である。また,BG=6cmとなる辺BE上の点をGとする。点Pは,点Aを出発し,毎秒1cmの速さで辺AC,線分CG上を,点Cを通って点Gまで移動する。 このとき,次の(1)~(3)の問いに答えなさい。 (1) 点Pが辺AC上にあるとき,△PDFの面積を求めなさい。 (2) 点Pが点Aを出発してから3秒後のとき,四角形PDFCを,辺ADを軸として1回転させてできる立体の体積を求めなさい。ただし,円周率はπとする。 (3) 点Pが点Aを出発してから9秒後のとき,線分PDの長さを求めなさい。 (2019年度 静岡県公立高校入試問題)
(解答)
(1) △PDFにおいて,底辺をFD=4cmとすると,高さはAD=9cmとなるから,面積は ![]() 右図において長方形ADFCを辺ADのまわりに回転してできる円柱の体積から,三角形ADPを辺ADのまわりに回転してできる円錐の体積を引く ![]() 右図において,CB=8, BG=6, CG=10となる.さらに,CP=5となるから,PはCGの中点. PからBCに平行な線をひき,FCと交わる点をHとする. また,PからCFに平行な線をひき,FEと交わる点をIとする. BC∥PHは平面ADFCに垂直だから,平面ADFCに含まれる直線HDと垂直 (別解1) DFは平面FEBCに垂直だから,平面FECBに含まれる直線FPと垂直 (別解2) PIは平面DEFに垂直だから,平面DEFに含まれる直線DIと垂直 |
図3の立体は,△ABCを1つの底面とする三角柱である。この三角柱において,∠ACB=90°, AC=BC, AB=12cm, AD=3cmであり,側面はすべて長方形である。また,点Pは,点Eを出発し,毎秒1cmの速さで3辺ED, DA, AB上を,点D, Aを通って点Bまで移動する。 このとき,次の(1)~(3)の問いに答えなさい。 (1) 点Pが辺ED上にあり,△ADPの面積が6cm2となるのは,点Pが点Eを出発してから何秒後か,答えなさい。 (2) 点Pが点Eを出発してから14秒後のとき,△APEを,辺APを軸として1回転させてできる立体の体積を求めなさい。ただし,円周率はπとする。 (2022年度 静岡県公立高校入試問題)
(解答)
(1) △ADPにおいて,AD=3cm,∠ADP=90°だから,DP=4cmのときに△ADPの面積が6cm2となる. このとき,EP=8cmだから,8秒後 ![]() 14秒後には,点Pは,DP=2, AP=1となる点にいるから,△APEを,辺APを軸として1回転させてできる立体は,右図の水色の部分を1回転したものになる.すなわち,△ADEを,辺ADを軸として1回転させてできる円錐から,△PDEを,辺PDを軸として1回転させてできる円錐を取り除いたものになる ![]() 右の展開図で,DP+PCが最短となるのは,直線になる場合で,そのとき 次に,右の断面図を使って,空間でのPFの長さを求めると |
【問題6】
解説を読む
次の(1)~(3)に答えなさい。 (1)(2) 略 (3) 図3は,図1の立方体で,a=10としたものです。 点P, Qはそれぞれ頂点A, Bを同時に出発し,四角形ABCDの辺上を,Pは毎秒 (2021年度 北海道公立高校入試問題)
【空間にある2直線と平面の関係】--《中1数学の復習》
(解答)• 空間にある2直線ℓ, mの関係は,次の①②③のいずれかになる.
① ℓとmとが交わる
② ℓ∥m ③ ℓとmは,ねじれの位置にある・・・同一平面上にない (3) • 2直線PQ, EGは交わらないから,これらが同一平面上にあるのは,PQ∥EGとなる場合に限る • 頂点A, Bを同時に出発してから,x秒後にPQ∥EGとなるとすると ア) 0≦x<5のとき AP=x, CQ=10−2x イ) 5≦x<10のとき PはAB間にあり,QはCD間にあるから,PQ∦EGとなって,題意に合わない ウ) 10≦x<15のとき PはBC間にあり,QはDA間にあるから,PQ∦EGとなって,題意に合わない エ) 15≦x≦20のとき CP=10−x, AQ=2x−30 以上から, |
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