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♪♥♫♦∀~高校入試の基本~∳♣♬∅♠
代表値の総合問題
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(解答)
ア
資料のとる値のうち,最大値から最小値を引いた差を範囲という.
• 教科書には,上記のように書かれているが,ヒストグラムのA) 「見た目で」35−5=30(分)とする のは,よくない.(そもそも,35分未満しかないから35分の資料はない.) • 度数分布表の中で,極端な B) 最大値34分,最小値5分の場合→範囲は29分 C) 最大値30分,最小値9分の場合→範囲は21分 どのように
35未満といっても,34.9, 34.99, ... もあり得ますが,元の資料が分の単位までしか書かれいないから,35分未満の最大値は34分としてもよいでしょう.(そもそも,通学時間はそれほど正確に測れない.平均値が16.3分ということは,分まで測定して,平均だけは小数第1位まで求めたと判断できる)
資料が度数分布表で与えられる場合,「最大値の入っている階級の階級値から最小値の入っている階級の階級値の差を範囲」とみなしてよい.
この立場で考えると,D) 最大値32.5分,最小値7.5分とみなす→範囲は25分 ⇒ 16分にはならない:×
根拠も書く記述式答案の場合は,D)で書くのがよい.
イ試験会場で,A, B, C)で考えた生徒がいても,記号を書く答案では,間違う生徒はいないでしょう.
資料が度数分布表に整理されているとき,度数が最も大きい階級の『階級値』(その階級の真ん中の値)を『最頻値』とする.
度数が最も大きい階級は「10分以上15分未満」だから,最頻値は12.5.平均値16.3よりも小さい ⇒ ×
ウ(※度数が最も「多い」階級と書いている教科書はT,K社,度数が最も「大きい」と書いている教科書はS社. 中学生が記述式の答案を書く場合は,どちらでもOKと思われるが,高校以上では「標本の大きさ」という決まった言い方の類推で,度数は「大きい」という用語にそろえるようである.)
小さい値から順に並べたとき,資料の総数が奇数個の場合は,ちょうど中央の値を中央値(メジアン)という.
資料の総数が50であるから,小さいに並べて25番と26番の平均値が中央値になる.⇒ 25, 26番目が「10分以上15分未満の階級」に入るから×資料の総数が偶数個の場合は,中央にある2つの値の平均値を中央値(メジアン)という. エ 8÷50=0.16 ⇒ 〇 以上から,エが答 |
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(解答)
①
• 度数の合計が偶数のとき,大きさの順に並べたとき,中央に2つ並ぶ値の平均値が中央値
9+18=27<60• 資料が度数分布表で与えられるときは,各階級の階級値の度数に示された資料があるとみなして,この階級値から中央値を選ぶ. 9+18+34=61≧61 だから,「イ 18m以上22m未満」の階級に中央値が含まれる…(答) ②
• 資料において最も個数の多い値を最頻値という
• 資料が度数分布表で与えられるときは,「度数が最も多い階級の階級値」を最頻値とする
• 度数の最も大きな値17を答えるのではなく,度数が最も多い階級の「階級値」を答えることに注意
B中学校の記録で,度数が最も多い階級「22m以上26m未満」の階級値は,24m…(答)③ 14m以上18m未満の階級に入る生徒の割合は A中学校:18÷120=0.15 B中学校:8÷50=0.16
イ …(答)
理由:14m以上18m未満の階級に入る生徒の相対度数は,B中学校の方が大きいから |
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(解答)
ア
資料が度数分布表に整理されているとき,度数が最も大きい階級の『階級値』(その階級の真ん中の値)を『最頻値』とする.
A中学校で度数が最も大きい階級は,「6以上7未満の階級」だから,その階級値6.5が最頻値B中学校で度数が最も大きい階級は,「7以上8未満の階級」だから,その階級値7.5が最頻値 ⇒ 最頻値は等しくない× イ 8時間以上9時間未満の階級の相対度数は A中学校では7÷30=0.233...,B中学校では21÷90=0.233... ⇒ これらは等しい〇 ウ A中学校で,7時間未満の生徒の割合は,13÷30=0.43→43(%)⇒× エ B中学校で,中央値が含まれる階級は,小さい方から順に45番目,46番目が入る階級だから「7以上8未満の階級」⇒× 以上から,正しい記号はイ…(答) |
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平均値aは,次の式で求められる 最頻値bは 度数4に対応する階級値で,b=3 中央値cは
12個の資料を小さい順に並べたときの6番目と7番目が入る階級の階級値だから,c=4
以上から,b<c<a ⇒ エ…(答)
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イ 平均値は,次の計算で求められる イ 20人の資料の中央値は,小さい方から10番目,11番目の平均値 小さい方から10番目は4冊,11番目は5冊だから,中央値は4.5冊 ウ 最頻値は5冊 以上から,「ウ 最頻値」がもっとも大きい…(答) |
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ア学習時間が0分以上60分未満の階級に入る生徒がいるから,0分の生徒がいる可能性はある ⇒ × イ度数13に対応する階級「60分以上120分未満」の階級値は90分だから,最頻値は90(分) ⇒ 〇 ウ平均値は,次の計算で求められる ⇒ × エ中央値は,小さい順に並べたときの20番目と21番目の間だから,「60分以上120分未満の階級に入る」⇒× オ240分以上300分未満の階級の相対度数は,次の計算で求められる ⇒ 〇 以上から,イとオが正しい…(答) |
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(解答)
アこの問題について,普通の中学生が特別な予備知識なしに度数分布表の「見た目で」考えた場合,最大値と最小値の差は,35−10=25(m)とするかもしれないが,35(m)未満なので,35(m)の生徒はいない.だから,最大値と最小値の差,すなわち範囲は25(m)未満.⇒×
【詳しく言えば】
イ20人の資料では,大きさの順に並べて10番目と11番目の間が中央値になる.「15m以上20m未満」の階級に入る⇒ו 資料が度数分布表で与えられた場合には,「最大値の入っている階級の階級値から最小値の入っている階級の階級値の差を範囲」とみなしてよい. • この問題では,範囲は32.5−12.5=20(m)になる. ウ相対度数は3÷20=0.15⇒〇 エ度数が最も多い階級は「15m以上20m未満」の階級だから,その階級値は17.5(m)⇒× 以上から,正しいものは,ウ…(答) |
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(解答)
正しいとは限らないもの=「正しいもの以外」を選ぶ. ア 回数が30回以上であるA組の生徒は6人だから正しい.⇒× イ 中央値の含まれる階級は,小さい順に10番目と11番目の間で,A組B組ともに「25以上30未満」⇒× ウ 最大値と最小値の差は,「資料が度数分布表で与えられた場合には,最大値の入っている階級の階級値から最小値の入っている階級の階級値の差」とみなす.A組は42.5−7.5=35,B組は37.5−2.5=35.正しくない⇒〇
度数分布表の「見た目で」考えて,最も極端に偏った場合でも,A組では,最大値45と最小値5の差が40となり,実際には最大値が45未満だから差は40未満になる.正しくない.
エ 最頻値は,A組27.5,B組32.5⇒B組の方が大きい⇒×B組では,最大値40と最小値0の差が40となり,実際には最大値が40未満だから差は40未満になる.正しくない.⇒〇 以上から,ウ…(答) |
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