※中学1年生向け「座標」について,このサイトには次の教材があります. この頁へGoogleやYAHOO ! などの検索から直接来てしまったので「前提となっている内容が分からない」という場合や「この頁は分かったがもっと応用問題を見たい」という場合は,他の頁を見てください. が現在地です. ↓座標-現在地 ↓座標(1) ↓座標(2) ↓座標(3) 座標(4) ![]() ![]() |
【解説】 (1) 平面上の点の座標を表すとき,原点Oから横方向に進んだ分量をx座標で表し,原点Oから縦方向に進んだ分量をy座標で表します. x座標とy座標は
(x座標, y座標)
のように,丸かっこ( )で囲み,カンマで区切って並べます.(2) 座標を描くとき,1番目の数字がx座標,すなわち横方向に移動した分量, 2番目の数字がy座標,すなわち縦方向に移動した分量であることが重要です. たとえば,次の図で点Aの座標を考えるときは,
横方向に8移動しているから,x座標は8
これら2つの数字を組み合わせて縦方向に3移動しているから,y座標は3 点Aの座標は(8, 3)と答えます.
※この数字の順序は重要で,(3, 8)のように書いてしまうと,x座標が3,y座標が8という意味になり,緑色で示した点Pを表すことになり,全く別の点になります.
![]() y座標は上に進むとき正の向きとし,下に進むとき負の符号の向きとします. 例えば,上の図で点Bの座標を考えるときは,
原点から左に8移動しているから,x座標は−8
これら2つの数字を組み合わせて原点から上に7移動しているから,y座標は7 点Bの座標は(−8, 7)と答えます. |
【問題】 次に示す点の座標を答えてください. (下の選択肢の中から正しいものをクリック) |
原点から右に7移動しているから,x座標は7
原点から上下に移動していないから,y座標は0 点Hの座標は(7, 0)…(答)
※経験的には,この問題の間違いが多い.
※この問題で7という答えが異常に多い理由は,たぶん「そう教えたから」です.すなわち,次のような数直線で,Hの座標は7と習ったから,7と答えたということのようです.昔の話は忘れてくれと言うべきだったかも
(1) 原点から上下に移動していないから,y座標は0と読むこと (2) y座標が0でも,座標の2番目の数字は書かなければならないこと,7などと1つの数字にはならない. ![]() |
原点から左右に移動していないから,x座標は0
原点から上に3移動しているから,y座標は3 点Iの座標は(0, 3)…(答)
※経験的に,この問題の間違いも多い.
(1) 原点から左右に移動していないから,x座標は0と読むこと (2) x座標が0でも,座標の1番目の数字は書かなければならない. |
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