公明正大の精神 --
1997/06/19 ソーブル・ナオ
公明正大の精神 公明正大は人間処世の大本にして如何に学識才能を有するも、 この精神なき者はもって範とするに足らず。 私は最初この言葉は好きではありませんでした。 それはあまりにも理想論であり実際できっこないと考えたからです。 よくTOP SECRETとか○秘とかいう言葉を耳にします、 これは当然のことだと思います。 しかしそれは間違いですね。なぜか? 簡単です。今は理想論を言っているのですから。 つまり出来る出来ないの問題ではなく、こうあるべきであるという世界なのです。 どうです、段々この言葉好きになってきたでしょう? あの人は何を考えているのかわからない、何てこと言われたことないですか? そうです公明正大。みんなさらけ出しましょう! 考えてみたらポーカーフェイスの人ってカッコイイ反面、 気持ちが掴めないので扱いにくい場合もあります。 ところで範というとたぶん師範のことでしょうね、又こういう偉い人って かえって少ないように思えるのだけど、そう思うのは私だけでしょうか? かといえば伝記だか自伝だか、私の成功までの軌跡など酷いのになると 肉体関係の話まで出てくる。あなたはあれほどまで口を閉ざしていたのにと思う人も 身近な人でいるかもしれませんね。 どちらにしても公明正大の精神ってイケル言葉ですね。