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ここでは月単位に劇場で鑑賞した作品の一言感想を載せています。

観た日/劇場 作品名(リンク先は公式サイト)
鑑賞総本数 原題(英題)
感想(ネタバレは反転させています)
3D作品の深度
前売り(その他)特典(リンク先はs-thingブログでの紹介記事)
点数 ★ or ★☆ or ★★ クズ、観る価値なし、観る必要なし
★★☆ イマイチ、観ても保障しません
★★★ マシ、まぁまぁかな
★★★☆ 普通、悪くはない
★★★★ いい感じ、とりあえずお勧め
★★★★☆ ほぼ完璧、いい映画です
★★★★★ 傑作、オヌヌメ!!

2024年7月 

※ネタバレありです

28/ MOVIX京都 もしも徳川家康が総理大臣になったら
7020
「テルマエ・ロマエ」「翔んで埼玉」の武内英樹監督作品。
浜辺美波主演。赤楚衛二、野村萬斎、GACKT、竹中直人、観月ありさ、高嶋政宏、江口のりこ、池田鉄洋、小手伸也、音尾琢真、山本耕史、梶原善ほか。
コロナ禍で崩壊した日本政府を1年の期限付きでAIで復活させた過去の有能な権力者を閣僚として使い、日本の正常な位置に戻すよう復興するよう仕向けるが、バ意図したバグによって危うくなる。
予想以上の展開に、これからある程度納得か、とは思ったけど…。今時な設定はわかるけど、やりすぎが鼻につく。
竹中直人の太閤様は、大河ドラマ以来ずっと定番化しててそれを再演してくれたことはお見事。
★★★
27/ TOHOシネマズ二条 デッドプール&ウルヴァリン
IMAX2D字幕ver.
7019
ショーン・レビ監督脚本製作作品。アメリカ映画
ライアン・レイノルズ主演製作脚本。ヒュー・ジャックマン、エマ・コリン、マシュー・マクファディン、モリーナ・バッカリン、レスリー・アガムズ、ステファン・カピチッチ、忽那汐里ほか。
現代で自分の誕生祝の最中にTVAに拉致され、世界を救う手伝いを依頼される。その相棒として選んだのがウルヴァリン。しかし別次元を支配してるのは、チャールズ・エグゼビアの妹、カサンドラ・ノヴァだった。
ご機嫌な展開にデッドプールらしいめんどくささが笑える。「X-MEN」シリーズとして最高かも知れん。
カメオというかシークレット出演という感じで、クリス・エヴァンス(ヒューマントーチ)、ジャニファー・ガーナー(エレクトラ)、ウェズリー・スナイプ(ブレイド)、チャニング・テイタム(ガンビット)が登場し脳がバースト。初期のマーベル作品をなかったことにしている姿勢が寂しい限りだったのをうまく収めてくれて本当に神のような作品に成り上がった。
前売り特典:Tシャツ、ステッカー同梱
★★★★★
27/ MOVIX京都 仮面ライダーガッチャード ザ・フューチャー・デイブレイク
爆上戦隊ブンブンジャー 劇場BOON!プラミス ザ・サーキット
7018
田崎竜太監督作品。
本島純政主演。松本麗世、藤林泰也、DAIGO、安部乙、知念英和、小島よしお、石丸幹二ほか。
未来の主人公、宝太郎と現代の宝太郎が競合して未来の世界を守る展開。
全然、追いきれてなくて話についていけてないけど、それを差し引いてもおもろい展開だった。分かりやすいのが良かったのかしら。
ブンブンジャーが予想以上に楽しくてw本編を見とけばよかったと思ったり。
入場者特典:ライドケミートレカ(THE SUMMER MOVIE 2024 Ver.1)
★★★☆
26/ TOHOシネマズ梅田 カミノフデ 怪獣たちのいる島
7107
村瀬継蔵総監督原作作品。
鈴木梨央主演。楢原嵩琉、釈由美子、斎藤工、佐野史郎、樋口真嗣、吉田羽花、笠井信輔、街だ政則、馬越琢己ほか。
1970年代に香港のショウ・ブラザーズから依頼されたプロットを劇中劇的な位置で映像化。監督は「ゴジラ」シリーズなどの美術造形家が初監督。
伝説の特撮映画監督が亡くなり、公民館でその軌跡の展示会をしている中、孫と友人が謎の男と接触したことで亡くなった監督の世界に入り込んでしまう。
74分の中編。
人の演技指導がなってないが、特撮映画なので仕方ない。その上でここまでまとめたのはよく出来てるとは思う。
主演の鈴木梨央がどっかで見たことあるなー、と思ったらポカリスエットで吉田羊と共演してるあの子か。
TOHOシネマズ梅田の劣悪な劇場、本館スクリーン5だったのが残念で仕方ない。
★★★★
21/ TOHOシネマズ二条 化け猫あんずちゃん
7106
久野遥子監督キャラクターデザイン、山下敦弘共同監督作品。日本・フランス合作
ロトスコープ方式のアニメーションなので声だけではなく演技も反映されるため、出演に森山未來、五藤希愛、青木崇高、市川実和子、鈴木慶一、水澤紳吾、宇野祥平、吉岡睦雄、澤部渡ほか。
演者に演出をつけるのが山下監督。それをアニメーとするのが久野監督。そして背景はフランス製というおそろしく贅沢な布陣。
港町の古寺に雇われてる自由人、化け猫になったあんずちゃんと、古寺の孫のひと夏の大冒険。妖怪もいっぱい出てくるのが普通の世界なんだけど、地獄の閻魔様まで登場する予想外の展開。味わい深い作品。
けどシンエイ動画が製作してるのが災いしてか、キャラクターが微妙にぶれてるんだよね。安定感がないというか。湯浅監督のタッチとも言えるけど違うんだよなー。というところで満点ではない感じ。
★★★★☆
20/ MOVIX京都 フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン
7105 Fly Me to the Moon
ポイントで鑑賞。
グレッグ・バーランティ監督作品。アメリカ映画
スカーレット・ヨハンソン主演製作。チャニング・テイタム、ウディ・ハレルソン、ジム・ラッシュ、アンナ・ガルシア、ドナルド・エリース・ワトキンズ、ノア・ロビンス、コリン・ウッデル、レイ・ロマノほか。
アポロを月面着陸させたスタッフに焦点を当てた名作。口八丁のやり手営業の女性がリクルートされて、NASAの広報に抜擢される。元宇宙飛行士と一緒に資金難を乗り越えいよいよ打ち上げという時、政府は失敗の時を考えフェイク映像を同時に撮影することをなり、技術を信じる元宇宙飛行士と軋轢が生まれる…。
「カプリコン1」と同じような話かと思ったら、予想外の大感動ものに大変身。こういうコメディベースのお涙頂戴ものはハリウッドお得意の脚本だね。大風呂敷が広げられる土壌があるのがいいねー。
やっぱ宇宙開発はロマンがあるわー
★★★★★
20/ MOVIX京都 ヤマトよ永遠に 第一章 黒の侵略
7104
福井晴敏総監督脚本シリーズ構成、ヤマトナオミチ監督作品。
冒頭20分ほど前作までの総集編が差し込まれ、いよいよ本編と来たけど結局盛り上がらずに終わった。
あーなんだこの置いてけぼり感。
福井晴敏が全然違う話にすればいいのに。
入場者特典:A5描き下ろしイラストボード【古代進・森雪】
★★☆
20/ MOVIX京都 怪盗グルーのミニオン超変身
DOLBY CINEMA 吹き替えver.
7103 Despicable Me 4
クリス・ルノー監督作品。アメリカ映画
シリーズとしては4作目。ミニオンを冠としてのタイトルを併せると7作目に当たる。
シリーズとしてもしても屈指の面白さ。
泥棒大学(?)の同級生に狙われるグルー一家。身を隠した高級住宅地の隣に住んでいる少女に泥棒を持ちかけられ、ライバルにも狙われ、ミニオンも大暴れ。
スラップスティックとはこういうもんだと言わんばかりの勢いとおかしみ満載の名作。
スーパーミニオンもかわいいし、いう事なし。
前売り特典:超アクリルスタンド(ピットクルー)
入場者特典:ミニオンの“超新化”カード
★★★★★
15/ アップリンク京都 ストレンジ・ウェイ・オブ・ライフ
7102 Extrana forma de'vida
特別定価(1000円)で鑑賞。
ペドロ・アルモドバル監督脚本作品。スペイン・フランス合作
ペドロ・パスカル主演。イーサン・ホーク、ペドロ・カサブランク、マニュ・リオス、ジョルジュ・ステアン、ホルヘ・スティーン、ホセ・コンデサ、ジェイソン・フェルナンデスほか。
サンローラン本格映画制作参戦に当たりアルモドバルと組んで製作した31分の短編。
西部劇の時代。保安官とガンマンの道ならぬ関係と、ガンマンの息子の不祥事に対しての2人の対立、そして深い愛。
劇中に登場する衣装、ファブリックをサンローランがプロデュースしてるから驚くほどおしゃれ。
アルモドバルとは合わないからどうかと思ったけど、短編というのとゲイがベースになってるから感情移入しやすかった。
★★★★
14/ イオンシネマ京都桂川 メイ・ディセンバー ゆれる真実
7101 May December
トッド・ヘインズ監督作品。アメリカ映画
ナタリー・ポートマン主演製作。ジュリアン・ムーア、チャールズ・メルトンほか。
中学生と恋に落ちた中年教師のスキャンダルをドラマ化するために本人に密着し、その境が曖昧になって行く女優を描いている。
ちなみに生徒と恋に落ちた中年女性の話は本物で、女優が主人公はフェイク。それがどんどん境目がなくなって行くのが気持ち悪い。
なんだこの話。って感じ。
これくらいの歳の差なら、中学生じゃなければいくらでもあるし、その倫理観を叩くのはどうかと思ったり。やっぱ宗教かなー。宗教がそれを否と言うのかなー。宗教が主体の考え方がクソとしか思えないから、世間がクソにしか見えなかった。
★★★★☆
13/ MOVIX京都 キングダム 大将軍の帰還
DOLBY CINEMA
7100
佐藤信介監督作品。
山崎賢人主演。大沢たかお、要潤、吉沢亮、橋本環奈、清野菜名、三浦貴大、岡山天音、新木優子、吉川晃司、小栗旬、草刈正雄、山本耕史、高嶋政宏ほか。
シリーズ4作目にして最終作。(原作は続いてるので、続けてほしいけど・・・)
前作で突然登場した吉川晃司と、大沢たかおの因縁の対決をメインに山崎賢人と仲間の活躍と、新たな敵、小栗旬の登場を描いている。
とにかくキャラクターの名前が覚えられないwww酷い老化だ。
そういうのが関係なくシリーズ随一の盛り上げ方。脚本がとにかくすばらしい。
そして演者の並み大抵じゃない寄せ方がすばらしい。
★★★★★
13/ MOVIX京都 先生の白い嘘
7099
三木康一郎監督作品。
奈緒主演。猪狩蒼弥、風間俊介、三吉彩花、田辺桃子、井上想良、小林涼子、森レイ子、吉田宗洋、板谷由夏、ベンガルほか。
これの原作がコミックって信じられない。こんな話、漫画で読みたいか?そうか、小説を読まないお子達が知る手段としての漫画だと気付いた。
性を使って圧迫され続ける女性の前向きになるまでを描いている。
全編不愉快。主人公の行動も、蹂躙し続ける男も、それを知ってる親友も不愉快。
そんなに声を上げられないものか?
入場者特典:鳥飼茜描き下ろしイラストカード
★★
7/ MOVIX京都 ブリーディング・ラブ はじまりの旅
7098 Bleeding Love
エマ・ウェスティンバーグ監督製作総指揮作品。アメリカ映画
クララ・マクレガー主演原案製作。ユアン・マクレガー(兼製作総指揮)、キム・ジマー、デヴィン・マクダウェル、サッシャ・アレクサンダー、ジェイク・ウィアリー、ベラ・バルダー(兼原案製作)ほか。
マクレガー親子が作った、アルコール依存症になった10代の娘を施設に連れていくまでのロードムービー。
アメリカの深部らしい、怪しい人々との出会いが、すげーアメリカらしくて楽しいw
ガソリンスタンドのセルフで作る恐ろしく粗末なホットドックとか、孫にライフルを誕生プレゼントにする家族とか、ドラッグ常習の若者に道端に捨てられたり、ブロードウェイを目指すストリートガールとか。
親子愛がにじみ出る佳作。
★★★★☆
6/ イオンシネマ京都桂川 フェラーリ
7097 Ferrari
マイケル・マン監督製作作品。アメリカ・イギリス・イタリア・サウジアラビア合作
アダム・ドライバー主演。ペネロペ・クルス、シャイリーン・ウッドリー、サラ・ガドン、ゲイブリエル・レオーネ、ジャック・オコンネル、パトリック・デンプシーほか。
原作はエンツォ・フェラーリの生涯を描いたドキュメンタリー小説。
経営の苦境に立たされフォードの買収話がある中、実の息子を亡くし前向きになれない妻と、浮気相手との男子を自分の子として認めるか悩んでいるエンツォ。
そんな中、再起をかけた長距離レース、ミッレミリアにプロドライバーを使って出走し大変な事が起こる…。
正直、恐ろしく地味。それに反してミッレミリアの大事故がえぐいほどのリアリティで再現してるのはすごい。
★★★☆
6/ イオンシネマ京都桂川 THE MOON
5/ TOHOシネマズ梅田 GEMNIBUS vol.1
7096
特別料金(1500円)で鑑賞。
「ゴジラVSメガロ」上西琢也監督作品。
CG(VFX)をメインしたゴジラ映画。
「knot」平瀬遼太郎監督作品。
親子の関係を描いたスリラー。
「ファーストライン」ちな監督作品。
すごい動きまくるアニメ。
「フレイル」本木真武太監督作品。
少子高齢化をゾンビを使って描いた面白い作品。
東宝の進める才能支援プロジェクト初の短編4作をまとめて限定劇場で上映した作品。
順をつけると、「ゴジラ」>「ファーストライン」>「knot」>「フレイル」
メガロの再現というか、リデザインというかのセンスがすごい。それと三浦貴大の胸毛ありのぽてぽて体型に感動w
関西でも底辺の劇場での上映と、東京と大阪でのみの2週間限定ってのが残念。
ただその上映形態なので、全日舞台挨拶が開催されてて、これはすごいね。
この日は「ゴジラVSメガロ」の監督と撮影監督舞台挨拶で、予想以上によかった。
入場者特典:ステッカー
★★★★☆

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