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■はじめに
■要点 (x+○)2=□ の形 を作る。

2=□ → x=±√□ です。・・・例1
その応用として

(x+○)2=□
 → x+○=±√□
 → x=-○±√□ です。・・・例2
要するに,(x+○)2=□ の形にできれば解けるので,(x+○)2=□ の形に変形することを考えます。


■なお,(  )2を作るには,次の変形技術が重要です。
例1
2=3 → x=±√3

例2
(x+5)2=3
 → x+5=±√3
 → x=-5±√3

■2次方程式の解の公式の導き方(左側が具体的な数値での変形。右側は文字での変形です。)
方程式: 3x2+5x+1=0 方程式: a2+bx+c=0 (a≠0)
両辺を3で割る:
定数を右辺に移項する:
(x+○)2の形にする:
x+○=±√□の形にする:
x= の形で答える:   
両辺をaで割る:
定数を右辺に移項する:
(x+○)2の形にする:
x+○=±√□の形にする:
x= の形で答える:   
・・・答
・・・答
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■「公式を使う」とは
個々の係数について1つずつ上記のように変形して解くのではなく,右の公式にすべての仕事を任せておいて,結果だけを使うことを言います。
だから,「2次方程式の解の公式を使って解く」とは,3x2+5x+1=0 からを使って,直ちに・・・答 とすることを言います。
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