コラッツの問題(数論の未解決問題)

 「正の数 n をとり、これが奇数なら3倍して1を加える。偶数なら2で割る。

  これを繰り返すとはじめにどんな n を選んでも、いつかは 1 4 2 1

を繰り返す」

  n が 4兆まではコンピューターで確かめられている。

(富永裕久著 フェルマーの最終定理 1999-11-30 (株)ナツメ社)

-1. この問題の証明を試みるにあたり、正の整数 n0  を考える。

 

条件による処理後の値を nj (j:処理回数)とする。

 

但し、3倍して1を加えるのも、2で割るのも、共に1回の処理と数えるものとし、

 

ここで扱う数値を表す文字は特に断りをしない場合は全て正の整数とする。

 

(1) n0 = 4 のとき

 

      n1 = n0 / 2 = 2

 

      n2 = n1 / 2 = 1

 

      n3 = 3n2 + 1 = 4

 

これで 4 , 2 , 1 , 4 , 2 , 1 が繰り返されることは確認できる

 

(2) n0 が偶数のとき h を奇数とすれば

 

      n0 =h・2p  と表せる

 

      n0 を p 回( 2 で割る)処理をすれば np = h (奇数)となる

 

      np = n0/2p = h < n0

 

    h = 1 なら 成り立つ 。その他は奇数の場合で検討する。

 

(3) n0 が奇数のとき

 

      n0 = 2m - 1 と表せる

 

      m が 2 を約数として持つならば(偶数ならば)

 

      k を奇数 として

 

      m = k・2a  , n0 = k・2a+1 - 1 と表せる

 

    この奇数を 3 倍して 2 で割る処理を a+1 回して n が n2a+2 になるとすれば

 

      n1 = 3(k・2a+1 - 1) + 1

 

      n2 = n1 / 2

 

        = { 3(k・2a+1 - 1) + 1 } / 2

 

        = k・31・2a - 1

 

a は正の整数だから n2 は奇数となり

 

      n4 = (3n2 + 1) / 2

 

        = { 3(k・312a - 1) + 1} / 2

 

        = k・32・2a-1 - 1

 

     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

      n2a+2 = (3n2a + 1) / 2

 

          = k・3a+1- 1     ・・・・ (1)

 

      となり、n2a+2 は偶数となる

 

      n2a+2 - n0 = ( k・3a+1 - 1)  - ( k・2a+1- 1) = k ( 3a+1 - 2a+1 )

 

        n2a+2 - n0 = k ( 3a+1 - 2a+1 )

 

      ここで a = 0 は m が奇数を意味する。

 

(4) 奇数 n0 を 3 倍して 2 で割る処理を 1 回して直ぐに

偶数となるような n0 があるとすると 

 

      n1 = 3n0 + 1

 

      n2 = n1/2 = (3n0 + 1)/2 が偶数だから

 

      3n0 + 1 = 2ak の形にならねばならない。但し a: 2 以上の整数、k:自然数

 

      k = (3n0 + 1)2-a , n3 = n2/2 = (3n0 + 1)/22

 

      n3 - n0 = (3n0 + 1)/4 - n0 = (3n0 + 1 - 4n0)/4 = (- n0 + 1)/4 < 0

 

      このような n0 = (2ak - 1)/3 は n0 より小さい n3 に帰着する。

 

一般的には n0 = 4h - 3 の形では

 

      n1 = 3n0 + 1 = 3(4h - 3) + 1 = 12h - 8

 

      n2 = n1/2 = 6h - 4

 

      n3 = n2/2 = 3h - 2

 

      n3 - n0 = 3h - 2 - (4h - 3) = 1 - h 0  (等号は h = 1 でのみ成り立つ)

 

      h = 1 では n0 = 1 で n3 = 1 、h > 1 では n0 より小さい n3 に帰着する。

 

     これらの n3 は h が偶数のとき偶数となり少なくとももう1回 2 で割れる。

 

      ( n0 = 54 , 97 , 1310 , 1713 , 2116 , 2519 , 2922 ,・・・)

 

これに対し n0 = 4h - 1 = h22 - 1 の形では

 

      n1 = 3n0 + 1 = 3(4h - 1) + 1 = 12h - 2

 

      n2 = n1/2 = 6h - 1 > 0 で n2 が n0 より大きい奇数となる。

 

(5) 奇数 n0 を 3 倍して 2 で割る処理を m(1) 回して初めて

偶数となるような n0 を求める。 

 

n1 = 3n0 + 1

 

n2 = n1/2 = (3n0 + 1)/2

 

n3 = 3n2+ 1 =3(3n0 + 1)/2 + 1 = (32n0 + 31 + 21)/2

 

n4 = n3/2 = (32n0 + 31 + 21)/22

 

n5 = 3n4 + 1= (33n0 + 32 + 3121)/22 + 1 = (33n0 + 32 + 3121 + 22)/22

   = 33n0/22 + (3/2)2 + (3/2)1 + 1

 

n6 = n5/2 = (33n0 + 32 + 3121 + 22)/23 = (3/2)3n0 + ( (3/2)2 + (3/2)1 + 1)/2

 

n7 = 3n6 + 1 = (34n0 + 33 + 3221 + 3122 + 23)/23

=3(3/2)3n0 +  ((3/2)3 + (3/2)2 + (3/2)1 + 1)

 

n8 = n7/2 = (34n0 + 33 + 3221 + 3122 + 23)/24

= (3/2)4n0 +  ((3/2)3 + (3/2)2 + (3/2)1 + 1)/2

 

n9 = 3n8 + 1 = (35n0 +34 +3321 + 3222 + 3123 + 24)/24

= 3(3/2)4n0 + (3/2)4 + (3/2)3 + (3/2)2 + (3/2)1+1)

 

n10 = n9/2 = (35n0 + 34 + 3321 + 3222 +3123 + 24)/25

= (3/2)5n0 + (3/2)4 + (3/2)3 + (3/2)2 + (3/2)1+1)/2

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

n2m(1) = (3m(1)n0 + 3m(1)-1 + 3m(1)-22 + 3m(1)-322 + ・・・

+ 322m(1)-3 + 312m(1)-2 + 2m(1)-1)/2m(1)

 

       = (3/2)m(1)n0 + { (3/2)m(1)-1 + (3/2)m(1)-2 + (3/2)m(1)-3 + ・・・

+ (3/2)2 + (3/2)1 + 1 }2-1

 

       = (3/2)m(1)n0 + 2-1{ (3/2)m(1) - 1 } /{ (3/2) -1 }

 

       = (3/2)m(1)n0 + 2-1{ (3/2)m(1) - 1 }/(1/2)

 

       = (3/2)m(1)n0 + (3/2)m(1) - 1

 

       = (3/2)m(1)n0 + (3/2)m(1) - (2/2)m(1)

 

       = (3m(1)n0 + 3m(1) - 2m(1))/ 2m(1) = (3/2)m(1)(n0 + 1) - 1

 

n2m(1) = (3/2)m(1)(n0 + 1) - 1 が偶数となる条件は

(n0 + 1) が 2m(1) で割り切れ且つその商が奇数である。

 

    従って k1 を奇数として n0 = k12m(1) - 1 がその条件となる。 

 

ここで m(1) = 1 のときは

前項で調べた n0 = 4h - 3 = (h21 - 1)21 - 1 形に相当する。

 

n2m(1) が初めて偶数になるのは n0 = k12m(1) - 1 で k1 が奇数のときだから

 

    k1 = 2h - 1 として n0 = 2m(1)+1h - 2m(1) - 1 の形をとり、

 

    n2m(1) - n0 = 3m(1)k1 - 1 - 2m(1)k1 + 1 = (3m(1) - 2m(1))k1 = (3m(1) - 2m(1))(2h - 1) 

 

n2m(1) が偶数になったとき  

 

    n2m(1) = (3/2)m(1)(n0 + 1) - 1= 3m(1)k1 - 1

 

    q1 を奇数 、p(1) 1 として

 

    n2m(1) = 3m(1)k1 - 1 = q12p(1) となるとき  n2m(1)  が初めて偶数になるとすると

 

    このとき奇数 k1  k1 = (q12p(1) + 1)/3m(1) となる。

 

 <例>(n0,p(1),m(1),k1,q1)=(35,4,2,1,5),(155,1,2,39,175),(14563,15,2,3641,1)

 

n0

n1

n2

n3

n4

n5

n6

n7

n8

・・・

n13

・・・

n19

 

35

106

53

160

80

40

20

10

5

・・・

1

 

 

 

55

466

233

700

350

175

526

263

790

・・・

593

・・・

334

 

14563

43690

21845

65536

32768

16384

8192

4096

2048

・・・

256

・・・

1

 

m(1) = 2 , n2m(1) = n4太文字斜文字は q1

 

 

n2m(1) を p(1) 回 2 で割れば n2m(1)+p(1) = q1  なる奇数に達する。

ここで、 q1 = n0 となることがあるかどうかを調べる。

    z1 = q1 - n0 = (3m(1)k1 - 1)/2p(1) - n0 = {3m(1)(n0 + 1)/2m(1) - 1}/2p(1) - n0

     = {3m(1)(n0 + 1)2-p(1)-m(1) - 2-p(1) - n0

     = n0(3m(1)2-p(1)-m(1)- 1) + 2-p(1)(3m(1)2-m(1) -1)

       = [n0{3m(1)-2p(1)+m(1)} + {3m(1)- 2m(1)}]/2p(1)+m(1)

    z1 = 0 となるのは

     n0 = (3m(1) -2m(1))/(2p(1)+m(1)- 3m(1))  のときであり、

     2p(1)+m(1)- 3m(1) が 3m(1)- 2m(1)  の約数となりうるのは

        m(1) = 1 , p(1) = 1 のときで n0 = 1 となる。

即ち n0 = 1 のときは z = 0 となる。

       それ以外では n0 は正の整数となり得ないので z = 0  とはならない。 

       z1 = [n0{3m(1)-2p(1)+m(1)} + {3m(1)- 2m(1)}]/2p(1)+m(1) において

      3m(1) - 2m(1) > 0 , 2p(1)+m(1) > 0  で 

2p(1)+m(1) - 3m(1) は p(1) の変動により正負が入れ替わる。

     z1 の正負の入れ替わり点は 2p(1)+m(1)- 3 m(1) = 0 であるが、

      2p(1)+m(1) - 3m(1) ≠ 0  (第1項は偶数で、第2項は奇数) であり、

z1 = 0 とはならない。

この q1 が 最初の n0 より小さくなるには  z1 < 0 とならねばならないので、

        n0(3m(1)-2p(1)+m(1)) + 3m(1) - 2m(1) < 0    n0(2p(1)+m(1)- 3m(1)) > (3m(1) - 2m(1))

        少なくとも  2p(1)+m(1) > 3m(1) が成り立たねばならない。

      ∴ 2p(1) > (3/2)m(1)

        m(1) = 1 のときは p(1) = 1 で n3 が n0 より小さくなることは

前項で調べたとおりである。

  上記例において

        n0 = 35 のとき m(1) = 2, p(1) = 4, 2p(1) > (3/2)m(1) で q1 = 5 < n0

        n0 = 155 のとき m(1) = 2, p(1) = 1, 2p(1) < (3/2)m(1) で q1 = 175 > n0

        n0 = 14563 のとき m(1) = 2, p(1) = 15, 2p(1) > (3/2)m(1) で q1 = 1 < n0

 

-2. 2p(1) < (3/2)m(1) で q1  が n0 より大きければこれまでと同じ作業を

繰り返すことにする。

K,q の添数字や、m,p の 括弧内数字は作業回数を示すものとする。

k1,k2,・・,m(1),m(2),・・ 等)

最初の奇数を n0 とし 3 倍して 2 で割る処理を m(1) 回して初めて

偶数 nm(1) となるものとすれば、

(これまでは「3 倍して 2 で割る処理」を2つの作業としてきたが、

今後は1つの作業として扱う) 

(1)  n0 = k12m(1) - 1 のとき nm(1) = 3m(1)k1 - 1 となる。

q1q1 を奇数として nm(1) = q12p(1)  とおけば

nm(1)+p(1) = q1 ,  k1 = (q12p(1) + 1)/3m(1)

n0 = 2m(1)(q12p(1) + 1)/3m(1) - 1= (q12m(1)+p(1) + 2m(1))/3m(1) - 1

q12p(1) = 3m(1)(n0 + 1)/2m(1) - 1 = (n0 + 1)(3/2)m(1)- 1

q1 = { (n0 + 1)(3/2)m(1) - 1}/2p(1)

∴ nm(1)+p(1) = { (n0 + 1)(3/2)m(1) - 1}/2p(1) = (n0 + 1)(3/2)m(1)2-p(1) -2-p(1)

1回目の一連の作業が終わって q1 が求められその増減数z1

        z1 = q1- n0  = (n0+1)(3/2)m(1)2-p(1) -2-p(1) - n0   

             =n0 {(3/2)m(1)2-p(1) - 1} + (3/2)m(1)2-p(1) - 2-p(1)

(2)  nm(1)+p(1) = k22m(2) - 1 のとき nm(1)+p(1)+m(2) = 3m(2)k2 - 1 となる。

q2 を奇数として nm(1)+p(1)+m(2) = q22p(2)  とおけば

nm(1)+p(1)+m(2)+p(2) = q2 ,  k2 = (q22p(2) + 1)/3m(2)

nm(1)+p(1) = 2m(2)(q22p(2) + 1)/3m(2) - 1= (q22m(2)+p(2) + 2m(2))/3m(2) - 1

q22p(2) = 3m(2)(nm(1)+p(1) + 1)/2m(2) - 1 = (nm(1)+p(1) + 1)(3/2)m(2) - 1

q2 = (nm(1)+p(1) + 1)(3/2)m(2)2-p(2) - 2-p(2)

    = {(n0 + 1)(3/2)m(1)2-p(1) - 2-p(1) + 1}(3/2)m(2)2-p(2) - 2-p(2)

    = (n0 + 1)(3/2)m(1)+m(2)2-p(1)-p(2) - (3/2)m(2)2-p(1)-p(2) + (3/2)m(2)2-p(2) - 2-p(2)

2回目の一連の作業が終わって q2 が求められその増減数z2

       z2 = q2 - q1 = (n0 + 1)(3/2)m(1)+m(2)2-p(1)-p(2) - (3/2)m(2)2-p(1)-p(2)

+ (3/2)m(2)2-p(2) - 2-p(2) - {(n0 + 1)(3/2)m(1)2-p(1) -2-p(1) }

          = (n0 + 1)(3/2)m(1)2-p(1) {(3/2)m(2)2-p(2) - 1}

- (3/2)m(2)2-p(1)-p(2) + (3/2)m(2)2-p(2) - 2-p(2) +  2-p(1)

          = (n0 + 1)(3/2)m(1)2-p(1) {(3/2)m(2)2-p(2) - 1}

  + (3/2)m(2)2-p(2) {1 - 2-p(1)} - 2-p(2) +  2-p(1)

最初からの増減数z は

     z = q2 - n0 = (n0 + 1)(3/2)m(1)+m(2)2-p(1)-p(2)

- (3/2)m(2)2-p(1)-p(2) + (3/2)m(2)2-p(2) - 2-p(2) -  n0

 

         = n0{(3/2)m(1)+m(2)2-p(1)-p(2) - 1}

+ (3/2)m(1)+m(2)2-p(1)-p(2)- (3/2)m(2)2-p(1)-p(2) + (3/2)m(2)2-p(2) - 2-p(2)

         = n0{(3/2)m(1)+m(2)2-p(1)-p(2) - 1} 

+ (3/2)m(2)2-p(1)-p(2){ (3/2)m(1)- 1} + 2-p(2){(3/2)m(2)- 1}

(3) 同様にして

nm(1)+p(1)+m(2)+p(2)+m(3)+p(3) = q3 ,  k3 = (q32p(3) + 1)/3m(3)

nm(1)+p(1)+m(2)+p(2) = 2m(3)(q32p(3) + 1)/3m(3) - 1= (q32m(3)+p(3) + 2m(3))/3m(3) - 1

q32p(3) = 3m(3)(nm(1)+p(1)+m(2)+p(2) + 1)/2m(3) - 1 = (nm(1)+p(1)+m(2)+p(2) + 1)(3/2)m(3) - 1

q3 = {(nm(1)+p(1)+m(2)+p(2) + 1)(3/2)m(3)2-p(3) - 2-p(3)

        = {(n0+1)(3/2)m(1)+m(2)2-p(1)-p(2)

- (3/2)m(2)2-p(1)-p(2) + (3/2)m(2)2-p(2) - 2-p(2) + 1}(3/2)m(3)2-p(3) - 2-p(3)

        = (n0+1)(3/2)m(1)+m(2)+m(3)2-p(1)-p(2)-p(3) - (3/2)m(2)+m(3)2-p(1)-p(2)-p(3) + (3/2)m(2)+m(3)2-p(2)-p(3)

                  - (3/2)m(3)2-p(2)-p(3)+ (3/2)m(3)2-p(3) - 2-p(3)

3回目の一連の作業が終わって q3 が求められその増減数z3

     z3 = q3 - q2 = (n0+1)(3/2)m(1)+m(2)+m(3)2-p(1)-p(2)-p(3) - (3/2)m(2)+m(3)2-p(1)-p(2)-p(3)

                + (3/2)m(2)+m(3)2-p(2)-p(3)- (3/2)m(3)2-p(2)-p(3)+ (3/2)m(3)2-p(3) - 2-p(3)

            - {(n0+1)(3/2)m(1)+m(2)2-p(1)-p(2) - (3/2)m(2)2-p(1)-p(2) + (3/2)m(2)2-p(2) - 2-p(2) }

       = (n0+1)(3/2)m(1)+m(2)-p(1)-p(2) {(3/2)m(3)2-p(3) -1}

- (3/2)m(2)+m(3)2-p(1)-p(2)-p(3) + (3/2)m(2)+m(3)2-p(2)-p(3) - (3/2)m(3)2-p(2)-p(3)

+(3/2)m(3)2-p(3) - 2-p(3) + (3/2)m(2)2-p(1)-p(2) - (3/2)m(2)2-p(2) + 2-p(2)

= (n0+1)(3/2)m(1)+m(2)-p(1)-p(2) {(3/2)m(3)2-p(3) -1} - (3/2)m(2)+m(3)2-p(2)-p(3)(2-p(1)- 1)

+ (3/2)m(2)2-p(2) (2-p(1)- 1) - (3/2)m(3)2-p(3)(2-p(2)- 1) - 2-p(3) +  2-p(2)

= (n0+1)(3/2)m(1)+m(2)-p(1)-p(2) {(3/2)m(3)2-p(3) -1 }

+ (3/2)m(2)2-p(2){(3/2)m(3)2-p(3)- 1}(1 - 2-p(1))

+ (3/2)m(3)2-p(3)(1 - 2-p(2)) - 2-p(3) +  2-p(2)

最初からの増減数z は

z = q3 - n0 = (n0+1)(3/2)m(1)+m(2)+m(3)2-p(1)-p(2)-p(3) - (3/2)m(2)+m(3)2-p(1)-p(2)-p(3)

+ (3/2)m(2)+m(3)2-p(2)-p(3)- (3/2)m(3)2-p(2)-p(3)+ (3/2)m(3)2-p(3) - 2-p(3) - n0

= n0{(3/2)m(1)+m(2)+m(3)2-p(1)-p(2)-p(3) - 1} + (3/2)m(2)+m(3)2-p(1)-p(2)-p(3){(3/2)m(1) - 1}

+ (3/2)m(3)2-p(2)-p(3){ (3/2)m(2)- 1} + 2-p(3){(3/2)m(3)- 1}

= [n0{ 3m(1)+m(2)+m(3)- 2p(1)+p(2)+p(3)+m(1)+m(2)+m(3)} + 3m(2)+m(3){ 3m(1) - 2m(1)}

+ 3m(3)2p(1)+m(1){ 3m(2)- 2m(2)} + 2p(1)+p(2)+m(1)+m(2){ 3m(3)- 2m(3)}]/2p(1)+p(2)+p(3)+m(1)+m(2)+m(3)

 

 

 

(4) 同様にして

nm(1)+p(1)+m(2)+p(2)+m(3)+p(3)+m(4)+p(4) = q4 ,  k4 = (q42p(4) + 1)/3m(4)

nm(1)+p(1)+m(2)+p(2)+m(3)+p(3) = 2m(4)(q42p(4) + 1)/3m(4) - 1= (q42m(4)+p(4) + 2m(4))/3m(4) - 1

q42p(4) = 3m(4)(nm(1)+p(1)+m(2)+p(2)+m(3)+p(3) + 1)/2m(4) 1

 = (nm(1)+p(1)+m(2)+p(2)+m(3)+p(3) + 1)(3/2)m(4) - 1

q4 = {(nm(1)+p(1)+m(2)+p(2)+m(3)+p(3) + 1)(3/2)m(4)2-p(4) - 2-p(4)

=[(n0+1)(3/2)m(1)+m(2)+m(3)2-p(1)-p(2)-p(3) - (3/2)m(2)+m(3)2-p(1)-p(2)-p(3) + (3/2)m(2)+m(3)2-p(2)-p(3)

- (3/2)m(3)2-p(2)-p(3)+ (3/2)m(3)2-p(3) - 2-p(3)](3/2)m(4)2-p(4)+ (3/2)m(4)2-p(4) - 2-p(4)

= (n0+1)(3/2)m(1)+m(2)+m(3)+m(4)2-p(1)-p(2)-p(3)-p(4) - (3/2)m(2)+m(3)+m(4)2-p(1)-p(2)-p(3)-p(4)

+ (3/2)m(2)+m(3)+m(4)2-p(2)-p(3)-p(4) -  (3/2)m(3)+m(4)2-p(2)-p(3)-p(4)+ (3/2)m(3)+m(4)2-p(3)-p(4)

- (3/2)m(4)2-p(3)-p(4)+ (3/2)m(4)2-p(4) - 2-p(4)

4回目の一連の作業が終わって q4 が求められその増減数z4

z4 = q4 - q3 = (n0+1)(3/2)m(1)+m(2)+m(3)+m(4)2-p(1)-p(2)-p(3)-p(4) - (3/2)m(2)+m(3)+m(4)2-p(1)-p(2)-p(3)-p(4)

+ (3/2)m(2)+m(3)+m(4)2-p(2)-p(3)-p(4) - (3/2)m(3)+m(4)2-p(2)-p(3)-p(4)+ (3/2)m(3)+m(4)2-p(3)-p(4)

- (3/2)m(4)2-p(3)-p(4)+ (3/2)m(4)2-p(4) - 2-p(4)

- [(n0+1)(3/2)m(1)+m(2)+m(3)2-p(1)-p(2)-p(3)- (3/2)m(2)+m(3)2-p(1)-p(2)-p(3)

+ (3/2)m(2)+m(3)2-p(2)-p(3) - (3/2)m(3)2-p(2)-p(3)+ (3/2)m(3)2-p(3) - 2-p(3)]

= (n0+1)(3/2)m(1)+m(2)+m(3)2-p(1)-p(2)-p(3){(3/2)m(4)2-p(4)-1}

+ (3/2)m(2)+m(3)+m(4)2-p(2)-p(3)-p(4){1-2-p(1)}

+ (3/2)m(3)+m(4)2-p(3)-p(4){1 - 2-p(2)}+ (3/2)m(4)2-p(4){ 1 - 2-p(3)} - 2-p(4)

- (3/2)m(2)+m(3)2-p(2)-p(3){ 1 - 2-p(1)} - (3/2)m(3)2-p(3){ 1 - 2-p(2)} + 2-p(3)

= (n0+1)(3/2)m(1)+m(2)+m(3)2-p(1)-p(2)-p(3){(3/2)m(4)2-p(4)-1}

+ (3/2)m(2)+m(3)2-p(2)-p(3){(3/2)m(4)2-p(4)- 1}{1-2-p(1)}

+ (3/2)m(3)2-p(3){(3/2)m(4)2-p(4) - 1}{1 - 2-p(2)}

+ (3/2)m(4)2-p(4){ 1 - 2-p(3)} - 2-p(4)+ 2-p(3)

最初からの増減数z は

z = q4 - n0 = (n0+1)(3/2)m(1)+m(2)+m(3)+m(4)2-p(1)-p(2)-p(3)-p(4) - (3/2)m(2)+m(3)+m(4)2-p(1)-p(2)-p(3)-p(4)

+ (3/2)m(2)+m(3)+m(4)2-p(2)-p(3)-p(4) -  (3/2)m(3)+m(4)2-p(2)-p(3)-p(4)+ (3/2)m(3)+m(4)2-p(3)-p(4)

- (3/2)m(4)2-p(3)-p(4)+ (3/2)m(4)2-p(4) - 2-p(4) -n0

= n0{(3/2)m(1)+m(2)+m(3)+m(4)2-p(1)-p(2)-p(3)-p(4) - 1}+(3/2)m(2)+m(3)+m(4)2-p(1)-p(2)-p(3)-p(4){(3/2)m(1)- 1}

+ (3/2)m(3)+m(4)2-p(2)-p(3)-p(4){(3/2)m(2)- 1}+ (3/2)m(4)2-p(3)-p(4){(3/2)m(3)- 1}

+ 2-p(4){(3/2)m(4) - 1}

= [n0{3m(1)+m(2)+m(3)+m(4)-2p(1)+p(2)+p(3)+p(4)+m(1)+m(2)+m(3)+m(4)} + 3m(2)+m(3)+m(4){3m(1)- 2m(1)}

+ 3m(3)+m(4)2p(1)+m(1){3m(2)- 2m(2)}+ 3m(4)2p(1)+p(2)+m(1)+m(2){3m(3)- 2m(3)}

+ 2p(1)+p(2)+p(3)+m(1)+m(2)+m(3){3m(4) - 2m(4)}]/2p(1)+p(2)+p(3)+p(4)+m(1)+m(2)+m(3)+m(4)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

(5) 同様にしてこの作業を n 回繰り返せば

nm(1)+p(1)+m(2)+p(2)+m(3)+p(3)+m(4)+p(4)+・・・+m(n)+p(n) = qn ,  kn = (qn2p(n) + 1)/3m(n)

nm(1)+p(1)+m(2)+p(2)+m(3)+p(3)+・・・+m(n-1)+p(n-1) = 2m(n)(qn2p(n) + 1)/3m(n) 1

= (qn2m(n)+p(n) + 2m(n))/3m(n) - 1

qn2p(n) = 3m(n)(nm(1)+p(1)+m(2)+p(2)+m(3)+p(3)+・・・+m(n-1)+p(n-1) + 1)/2m(n) - 1

       = (nm(1)+p(1)+m(2)+p(2)+m(3)+p(3)+・・・+m(n-1)+p(n-1) + 1)(3/2)m(n) - 1

qn = { (nm(1)+p(1)+m(2)+p(2)+m(3)+p(3)+・・・+m(n-1)+p(n-1) + 1)(3/2)m(n)2-p(n) - 2-p(n)

    = (n0+1)(3/2)m(1)+m(2)+m(3)+m(4)+・・・+m(n)2-p(1)-p(2)-p(3)-p(4)- ・・・-p(n)

- (3/2)m(2)+m(3)+m(4)2-p(1)-p(2)-p(3)-p(4) - (3/2)m(2)+m(3)+m(4)+・・・+p(n)2-p(1)-p(2)-p(3)-p(4)-・・・-p(n)

+ (3/2)m(2)+m(3)+m(4)+・・・+m(n)2-p(2)-p(3)-p(4)-・・・-p(n)

- (3/2)m(3)+m(4)+・・・+m(n)2-p(2)-p(3)-p(4)-・・・-p(n)+ (3/2)m(3)+m(4)+・・・+m(n)2-p(3)-p(4)-・・・-p(n)

- (3/2)m(4)+m(5)+・・・+m(n)2-p(3)-p(4)-p(5)-・・・-p(n)+ (3/2)m(4)+m(5)+・・・+m(n)2-p(4)-p(5)-・・・-p(n)

      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

- (3/2)m(n)2-p(n-1)-p(n)+ (3/2)m(n)2-p(n) - 2-p(n)

n回目の一連の作業が終わって qn が求められその増減数 zn

zn = qn - qn-1 

= (n0+1)(3/2)m(1)+m(2)+m(3)+・・・+m(n-1)2-p(1)-p(2)-p(3)-・・・-p(n-1){(3/2)m(n)2-p(n)-1}

      + (3/2)m(2)+m(3)+・・・+m(n-1)2-p(2)-p(3)-・・・-p(n-1){(3/2)m(n)2-p(n)- 1}{1 - 2-p(1)}

+ (3/2)m(3)+m(4)+・・・+m(n-1)2-p(3)-p(4)-・・・-p(n-1){(3/2)m(n)2-p(n) - 1}{1 - 2-p(2)}

       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

+ (3/2)m(n-1)2p(n-1){(3/2)m(n)2-p(n) - 1}{1 - 2-p(n-2)}

+ (3/2)m(n)2-p(n){ 1 - 2-p(n-1)}

- 2-p(n)+ 2-p(n-1)

最初からの増減数 z 

z = qn - n0 

= [n0{3m(1)+m(2)+m(3)+m(4)+・・・+m(n)-2p(1)+p(2)+p(3)+p(4)+・・・+p(n)+m(1)+m(2)+m(3)+m(4)+・・・+m(n)}

          + 3m(2)+m(3)+m(4)+・・・+m(n){3m(1)- 2m(1)}

+ 3m(3)+m(4)+・・・+m(n)2p(1)+m(1){3m(2)- 2m(2)}

+ 3m(4)+・・・+m(n)2p(1)+p(2)+m(1)+m(2){3m(3)- 2m(3)}

       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

+ 3m(n)2p(1)+p(2)+・・・+p(n-2)+m(1)+m(2)+・・・+m(n-2){3m(n-1)- 2m(n-1)}

+ 302p(1)+p(2)+p(3)+・・・+p(n-1)+m(1)+m(2)+m(3)+・・・+m(n-1){3m(n) - 2m(n)}]

/2p(1)+p(2)+p(3)+・・・+p(n)+p(4)+m(1)+m(2)+m(3)+m(4)+・・・+m(n)

此処に於いて分子の第1項のn0 の係数となる

{3m(1)+m(2)+m(3)+m(4)+・・・+m(n)-2p(1)+p(2)+p(3)+p(4)+・・・+p(n)+m(1)+m(2)+m(3)+m(4)+・・・+m(n)} は

    p(1)+p(2)+p(3)+p(4)+・・・+p(n) の値が大きくなれば負となりうる。

     分子の第2項以降は 3p -2p の形(p 1)の係数だから全て正となる。

    従って z < 0 となるには

     3m(1)+m(2)+m(3)+m(4)+・・・+m(n) < 2p(1)+p(2)+p(3)+p(4)+・・・+p(n)+m(1)+m(2)+m(3)+m(4)+・・・+m(n) でなければならない。

     (3/2)m(1)+m(2)+m(3)+m(4)+・・・+m(n) < 2p(1)+p(2)+p(3)+p(4)+・・・+p(n)

従ってこれら一連の作業を n 回やって上記条件が満たされたとき、

奇数 n0 はそれより小さい qn に帰着する。

 

-3  以上の検討結果をまとめる

 

  (1) n0 = 1 のとき

 

      n1 = (3n0 + 1)/2 = 4/2 = 2

 

      nm(1) = q12p(1)  ∴ m(1) = 1 , p(1) = 1 , q1 = 1

 

      n2 = n1/2 = 1  nm(1)+p(1) = q1 に相当する

 

      (3/2)m(1) = (3/2) , 2p(1) = 2  ∴(3/2)m(1) < 2p(1) が成り立ち命題は成り立つ。

 

  (2) n0 = 2 のとき

 

      n1 = n0/2 = 1

 

      (1)で 成立することを確認済み

 

(3) n0 = 3 のとき

 

      n1 = (3n0 + 1)/2 = 10/2 = 5

 

      n2 = (3n1 + 1)/2 = (3・5 + 1)/2 = 8 = 1・23

 

      nm(1) = q12p(1)  ∴ m(1) = 2 , p(1) = 3 , q1 = 1

 

      n3 = n2/2 = 4 , n4 = n3/2 = 2 , n5 = n4/2 = 1 ,  → nm(1)+p(1) = q1 に相当する

 

      (3/2)m(1) = (3/2)2 , 2p(1) = 23  ∴(3/2)m(1) < 2p(1) が成り立ち命題は成り立つ。

 

  (4) n0 = 4 のとき

 

      n1 = n0/2 = 2

 

      (2)で 成立することを確認済み

 

      今後 n0 を順次大きくしていくとすれば n0 が偶数のときは、

 

      それ以前に証明はすまされていることとなるので、以後は省略する。

 

      n0 = k の奇数のときも この命題は成り立つ

 

      何故なら n 回の操作により

 

     z = [k{3m(1)+m(2)+m(3)+m(4)+・・・+m(n)

 

         - 2p(1)+p(2)+p(3)+p(4)+・・・+p(n)+m(1)+m(2)+m(3)+m(4)+・・・+m(n)}

 

        + 3m(2)+m(3)+m(4)+・・・+m(n){3m(1)- 2m(1)}

 

          + 3m(3)+m(4)+・・・+m(n)2p(1)+m(1){3m(2)- 2m(2)}

 

          + 3m(4)+・・・+m(n)2p(1)+p(2)+m(1)+m(2){3m(3)- 2m(3)}

 

       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

          + 3m(n)2p(1)+p(2)+・・・+p(n-2)+m(1)+m(2)+・・・+m(n-2){3m(n-1)- 2m(n-1)}

 

         + 302p(1)+p(2)+p(3)+・・・+p(n-1)+m(1)+m(2)+m(3)+・・・+m(n-1){3m(n) - 2m(n)}]

 

         /2p(1)+p(2)+p(3)+・・・+p(n)+p(4)+m(1)+m(2)+m(3)+m(4)+・・・+m(n)

 

    が得られ、分子の第1項の k の係数となる

 

    {3m(1)+m(2)+m(3)+m(4)+・・・+m(n)

 

          -2p(1)+p(2)+p(3)+p(4)+・・・+p(n)+m(1)+m(2)+m(3)+m(4)+・・・+m(n)} は

 

      p(1)+p(2)+p(3)+p(4)+・・・+p(n) の値が大きくなれば負となるので

 

     3m(1)+m(2)+m(3)+m(4)+・・・+m(n) < 2p(1)+p(2)+p(3)+p(4)+・・・+p(n)+m(1)+m(2)+m(3)+m(4)+・・・+m(n)

 

   ∴ (3/2)m(1)+m(2)+m(3)+m(4)+・・・+m(n) < 2p(1)+p(2)+p(3)+p(4)+・・・+p(n)

 

    となるまで n を増やせば、z < 0 となり、n0 は n0 よりも小さい qn に帰着する。

 

      このようにして n0 はそれより小さい数に帰着していくから、

 

      最終的には  1 4 2 1 を繰り返す   Q.E.D.

 

 

 

<例>M(n) = (3/2)m(1)+m(2)+m(3)+m(4)+・・・+m(n) , P(n) = 2p(1)+p(2)+p(3)+p(4)+・・・+p(n)

n0 = 5 の場合

 

n

m(n)

p(n)

qn

 (3・qn+1)/2の推移

m(n)

p(n)

M(n)

z

正負

P(n)

 

0

 

 

5

8

 

 

 

 

 

 

1

1

3

1

 

1

3

1.5

8

 

n0 = 7 の場合

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

n

m(n)

p(n)

qn

 (3・qn+1)/2の推移

m(n)

p(n)

M(n)

z

正負

P(n)

 

0

 

 

7

11,17,26            

 

 

 

 

 

 

1

3

1

13

20

3

1

3.375

2

 

2

1

2

5

8

4

3

5.0625

8

 

3

1

3

1

 

5

6

7.59375

64

 

n0 = 27 の場合

 

n

m(n)

p(n)

qn

 (3・qn+1)/2の推移

m(n)

p(n)

M(n)

z

正負

P(n)

 

0

 

 

27

41,62

 

 

 

 

 

 

1

2

1

31

47,71,107,161,242

2

1

2.25

2

 

2

5

1

121

182

7

2

17.08593

4

 

3

1

1

91

137,206

8

3

25.62890

8

 

4

 2

 1

103

155,233,350

10

4

57.66503

16

 

5

3

1

175

263,395,593,890

13

5

194.6195

32

 

6

4

1

 445

668

17

6

985.2612

64

 

7

1

2

167

251,377,566

18

8

1477.891

256

 

8

 3

 1

283

425,638

21

9

4987.885

512

 

9

2

1

319

479,719,1079,1619, 2429,3644

23

10

11222.74

1024

 

10

6

2

911

1397,2051,3077,4616

29

12

127834.0

4096

 

11

4

3

577

866

33

15

647159.8

32768

 

12

 1

 1

433

650

34

16

970739.7

65536

 

13

1

1

325

488

35

17

1456109.61

131072

 

14

1

3

61

92

36

20

2184164.41

1048576

 

15

1

2

23

35,53,80

37

22

3276246.61

4194304

 

16

3

4

5

8

40

26

11057332.3

67108864

 

17

1

3

1

 

41

29

16585998.5

536870912 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

n0 = 123 の場合

 

n

m(n)

p(n)

qn

 (3・qn+1)/2の推移

m(n)

p(n)

M(n)

z

正負

P(n)

 

0

 

 

123

185,278

 

 

 

 

 

 

1

2

1

139

209,314

2

1

2.25

2

 

2

2

1

157

236

4

2

5.0625

4

 

3

1

2

59

89,134

5

4

7.59375

16

 

4

2

1

67

101,152

7

5

17.08593

32

 

5

2

3

19

29,44

9

8

38.44335

256

 

6

2

2

11

17,26

11

10

86.49755

1024

 

7

2

1

13

20

13

11

194.6195

2048

 

8

1

2

5

8

14

13

291.9292

8192

 

9

1

3

1

 

15

16

437.8938

65536