資料の整理/散らばり
【解説】
資料を比較するときに,「平均値」だけでなく散らばりが重要なことがあります.
次のグラフは,集団AとBとで平均値が同じでも,散らばりが異なる場合の例を表わ
しています.
散らばりを数値で表わすものとして「範囲」を用います.
「範囲」とは,最大値と最小値の差のことです.
例1
上のグラフでは,Aの範囲の方がBの範囲よりも大きく,集団Aの方が散らばりが
大きいと言えます。
例2
次の5人の生徒の得点分布については,範囲=71-41=30 です。
生徒
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青木
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石田
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岡本
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木村
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小林
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得点
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56
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61
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71
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50
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41
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【問題】
次の表は,あるクラスの数学のテストの得点です.この得点分布の範囲を求めなさい.
なお,コンピュータ上では,データのソート(並べ替え)を利用できることがあります.
次のボタンのうち,適当と思われるものを選んで,ソートしてから問題を解きなさい.
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