○ 小数、分数、かっこがあるときは、最初に処理しておきます。
※ (II)の割り算は、一番最後に1回だけ行います。それまでは「ずーっと(I)だけで変形する」ことが重要です。
1.係数に小数や分数があるときは、両辺を何倍かして整数係数に直しておきます。
2.「かっこ」があるときは、はずします。 ○ 上の処理が済んだら、次の手順でx=···の形に変形します。
(I)「移項」してxを含む項を左辺に集め、定数項を右辺に集める。
(II)両辺をxの係数で割る。 (十分慣れていない人が途中計算で(II)の変形を混ぜると、間違いのもとです。) |
【例1】
両辺に100を掛けて整数係数に直す。0.07x−0.03=0.1x+0.12 7x−3=10x+12 −3を右辺に、10xを左辺に移項する。 7x−10x=12+3 −3x=15 両辺をxの係数−3で割る。 x=−5 …(答)
【例2】
かっこをはずす。3(x−6)=−2(x−1) 3x−18=−2x+2 −18を右辺に、−2xを左辺に移項する。 3x+2x=2+18 5x=20 両辺をxの係数5で割る。 x=4 …(答) |
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