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■1次変換 =によって点(x,y)が点(x’,y’)に移されるとき, 点(x’,y’)をこの1次変換による点(x,y)の像といい,点(x,y)を(x’,y’)の原像といいます。 ※ 高校の教科書では,原像という用語
は使われていません。「点(x’,y’)に移 される元の点」という言い方が普通です。 |
■点の像は,単純に行列の計算をすれば求められます。
例 で表される1次変換によるの像は, =です。 ※ 行列計算の都合で,点の座標は
点(2,3)の像は点(3,−1)となります。
途中経過ではや という書き方をします。 ■点の原像は,Δ≠0 すなわち 逆行列が存在するときは,逆行列で計算できます。 例 で表される1次変換によるの原像は, =です。 点(3,−1)の原像は点(2,3)となります。 |
[問題] |
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次の空欄を埋めなさい。(3題あります。) [第1問 / 全3問] |
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■[個別の頁からの質問に対する回答][点の像と原像について/18.9.2]
この項の確認問題で、問題の行列の成分に、マイナスが入るとマイナスのあとに続く数字が見えなくなってしまいます。
■[個別の頁からの質問に対する回答][点の像と原像について/18.2.24]
=>[作者]:連絡ありがとう.iPad上のSafariでの見え方はチェックできません.Windows上のChromeやSafariではご指摘の現象はありません. 問2の解説の一行目が(3 8 5 5)となっておりますが、(3 8 2 5)では無いでしょうか?
=>[作者]:連絡ありがとう.問題に合わせて,解説の方を訂正しました.(文字数などの関係か?行列の表示が崩れやすく,注意力が落ちていました) |