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※旧教育課程の高校数学Cに含まれていた「1次変換」について,このサイトには次の教材があります.
この頁へGoogleやYAHOO ! などの検索から直接来てしまったので「前提となっている内容が分からない」という場合や「この頁は分かったがもっと応用問題を見たい」という場合は,他の頁を見てください.  が現在地です.
1次変換とは
点の像と原像-現在地
2点とその像→変換式
回転移動の1次変換
合成変換と逆変換
直線の像,領域の像
※高卒から大学初年度向け「行列」について,このサイトには次の教材があります.
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ベクトル.行列の超基本
行列と一次変換
点の像と原像(高校)-現在地
行列と1次変換
ベクトルの直交条件
1次独立,1次従属,基底,次元,核,階数
行列の階数
転置行列,対称行列,対角行列,三角行列
逆行列(1)
逆行列(2)
行列式(1)
行列式(2)
行列式(3)
行列式.基本性質による変形
固有値.固有ベクトル(定義)
固有値と固有ベクトル(求め方)
固有値と固有ベクトル(問題)
行列の対角化とは(定義)
行列を対角化するには(求め方)
表計算などによる連立方程式の解き方

== 点の像と原像 ==

■1次変換
=によって点(x,y)が点(x’,y’)に移されるとき,
点(x’,y’)をこの1次変換による点(x,y)のといい,点(x,y)を(x’,y’)の原像といいます。
※ 高校の教科書では,原像という用語
は使われていません。「点(x’,y’)に移
される元の点」という言い方が普通です。
点の像は,単純に行列の計算をすれば求められます。

で表される1次変換によるの像は,
です。
※ 行列計算の都合で,点の座標は
途中経過では
という書き方をします。
点(2,3)の像は点(3,-1)となります。


■点の原像は,Δ≠0 すなわち 逆行列が存在するときは,逆行列で計算できます。

で表される1次変換によるの原像は,
です。

点(3,-1)の原像は点(2,3)となります。



[問題]
1
次の空欄を埋めなさい。(3題あります。) [第1問 / 全3問]
(
)
で表される1次変換による
点()の像は,
)である。



 次の空欄を埋めなさい。(3題あります。) [第1問 / 全3問]
(
)
で 表される1次変換による
点()の原像は,
)である。


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■[個別の頁からの質問に対する回答][点の像と原像について/18.9.2]
この項の確認問題で、問題の行列の成分に、マイナスが入るとマイナスのあとに続く数字が見えなくなってしまいます。
=>[作者]:連絡ありがとう.iPad上のSafariでの見え方はチェックできません.Windows上のChromeやSafariではご指摘の現象はありません.
■[個別の頁からの質問に対する回答][点の像と原像について/18.2.24]
問2の解説の一行目が(3 8 5 5)となっておりますが、(3 8 2 5)では無いでしょうか?
=>[作者]:連絡ありがとう.問題に合わせて,解説の方を訂正しました.(文字数などの関係か?行列の表示が崩れやすく,注意力が落ちていました)

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