・インターネット取引を拡大させたい。どうすればアクセスか上がるか。

 商用ホームページの究極の目的は本物の出会いがあって、販売につながることです。
 出会いは人生にとって最大のイベントです。販売に繋がるということは、その企業
 が信用され、企業の販売品の質などが認められたから販売に繋がるのです。

 そのためにはアクセス数は必要で、50アクセスよりも100アクセスの方が本物
 との出会いの確率は高くなると思います。

 本物の出会いがあるためには、お客様がWebサイトを訪問してくださって、その
 ページが楽しいもの、飽きないもの、再度訪問して、見にきたいものでなければな
 りません。

 企業側はサービス精神が旺盛で、お客さんにとって有益な情報を提供できること、
 有益な情報を提供しても見返りを求めないこと、 定期的なページの更新を考えると
 2ヶ月程度先まで更新のネタを 持っていること、

 そして、大事なことは情報を提供する企業の担当者が気持ちに余裕があり、「自社
 のサイトの運営が楽しい」と感じられる運営体制であることです。

★アクセスアップのための検索エンジン

 ホームぺージなどの「デジタルドキュメント」と、冊子カタログなどの「アナログ
 ドキュメント」の違いはいっぱいありますが、一番大きな違いは「デジタルドキュ
 メント」の「検索性」です。

 紙などのアナログ媒体で保存された膨大な資料をデジタル化することは、多くの企
 業や研究機関、学校、行政機関などで積極的におこなわれています。

 多くの場合、その目的は、データベース化して検索性を高め、目的の情報を入手し
 やすくする(アクセシブルにする)、ということです。

 データベースのルールに沿ってデータを作り、データベースに入れておけば、瞬時
 に目的の情報を検索できるようになります。このことはその情報を必要とする多く
 のユーザにとって非常に有益です。

 私たちが知っている最も大きなデータベースは、WWWの検索エンジンです。
 検索エンジンの上位にランクされ、アクセスがアップするようにする方法の1つは、
 ホームページに適切なSEO(Search Engine Optimization)を施すことです。

▲ 適切なSEO(Search Engine Optimization)

 > 例えば○○○という会社からヤッフーサイトの上位にHPを常にしてあげ るとい
  う話もあるが、信用していいのか?

 ○○○という会社がSEOを施してくれるということでしょう。
 検索エンジンの検索結果で当該Webサイトをできるだけ上位に表示させるために、
 様々な 方法でホームページを最適化していく技術のことをSEOと言います

 SEOを施す事により、情報探索を行うユーザーが検索エンジンで使用した言葉で検索
 した時に、それに最も関連するホームページを上位に掲載する事が可能になります。

 すなわち、適切なSEOを施すことにより、企業は自社の商品やサービスに関連したキ
 ーワードでお客様に検索された時に、検索結果の上位に自社サイトを表示させること
 ができるようになります。

 インターネットユーザーの80%はWebサイトに検索エンジン経由で訪れます。また、
 75%のユーザーは検索結果の1ページ目から情報を探します。従って、SEO を施せば
 これら多くのサーチトラフィックを獲得することができます。

 検索エンジンは情報を積極的に探し求めているユーザーが利用するツールです。
 また、ユーザーは入力した検索キーワードに関する情報に興味・関心を持っている
 わけです。

 企業側から見れば、自社のビジネスやサービスに関連する情報を積極的に探すユー
 ザーは「見込み客」なのです。SEO を施すことで、これらの見込み客を効果的に集
  めることができます。

  SEO は他のインターネット広告と比較して高いコンバージョン率を示します。バナ
 ー広告を経由して訪れたユーザーよりも検索エンジン経由で訪れたユーザーの方が、
 商品を購入する割合が高いということを聞いております。
 SEOを施すことにより売上げ を伸ばす事が可能です。

 SEO(検索エンジン最適化)とは企業のホームページが 「ここにある」ということ、
 そしてそれがどれだけユーザーにとって有意義であるかということを、企業のサイ
 トの情報を望んでいるユーザー(見込み客)に認識していただき、集客率を最大限に
 引き上げることです。

 SEO を導入することで、検索結果で上位表示が実現し飛躍的にお問い合わせの数が
 確実に増加します。

 問題はそのあとのことです。問い合わせに対しては迅速に対応しなければお客さん
 はWebサイトに来なくなってしまいます。

 多くのインターネットユーザーは目的のサイトを見つけるために検索エンジンを利
 用しますが、HTML文書を制作する側、情報発信を行う側は、検索性を重視したHTML
 文書の制作・最適化(SEO)をおこなっているとは言えません。

 インターネットを使って情報を発信するなら、SEOを導入をおすすめします。

★検索エンジンの種類

 通常「検索エンジン」として知られているものの中には、「ロボット型」と「ディ
 レクトリ型」の2種類のエンジンがあります。

 「ロボット型検索エンジン」とは、「クローラー/スパイダー」などといわれるロ
 ボットプログラムがWEB上を自動的に巡回して、ウェブページを収集し、データベ
 ースを作成するタイプをいいます。

 このタイプの代表は「Google」「goo」「Infoseek」などです。
 ロボット型検索エンジンの長所としては、データ収集が自動でおこなわれているた
 め、情報量が多い、ということです。

「ディレクトリ型検索エンジン」とは、エディター、サーファーなどと呼ばれる検閲
 者(人)がWebサイトを審査し、ユーザーにとって有益であると認めたWebサ
 イトのみをデータベースに登録します。

 このタイプの代表は「Yahoo! Japan」「BT Looksmart」「Open Directory Project」
 などです。

 ディレクトリ型検索エンジンの長所としては、サイトの登録には人の手による審査が
 おこなわれるために、登録されているサイトはおしなべて質の高い情報が多い、とい
 うことです。

 ロボット型検索エンジンにも、ディレクトリ型検索エンジンにも、それぞれ長所と短
 所があり、多くの場合それらを補い合う形で運営されています。

 例えばYahoo! Japanの場合、キーワード検索時にYahoo! Japanのデータベース内で目
 的の情報が見つからなかった場合、そのキーワードはGoogleに引き継がれ、googleの
 データベースからの検索結果がYahoo! Japanのページ検索結果として表示されます。

 また、GoogleはディレクトリとしてOpen Directory Projectのデータを使用していま
 すし、Infoseekはロボット型検索を補う形で自前のディレクトリを持っています。

 このように、ほとんどすべての検索エンジン、または検索エンジンポータルサイトは、
 ロボット型とディレクトリ型を連携させ、質の高い検索結果を表示できるように努力
 しています。

★SEOの趣旨
 クローラー/スパイダーの動作や検索エンジンの検索アルゴリズムを分析し、検索エン
 ジンにフレンドリーなサイト作成をしようというのがSEOの趣旨なのです。

★SEOの最適化とは実際にどのようなことをするのか。

 例えば
 クローラー/スパイダーは、HTMLドキュメント中の<A>タグ(リンク)を頼りに、次々
 とWWW を巡回していきます。この動作を「クロール」と言いますが、このようにクロ
 ーラー/ スパイダーをクロールさせることが、ロボット型検索エンジンのデータベー
 スにページ、またはサイトを登録する第一歩になります。

★リンクは<A>タグ使用
 
 クローラー/スパイダーがクロールしない限り検索エンジンには登録されず、従って
 検索結果にもあらわれないのです。
 クローラー/スパイダー/ロボットの巡回のために、ホームページのなかのリンクには
 必ず<A>タグを用います。

 これは非常に重要で、SEO検索エンジン最適化の基礎になります。

 私たちが目にするサイトの中には、<A> タグ以外の方法でリンクを設定しているサイ
 トも数多く存在します。例えばJavaScriptを使用したプルダウンメニューやクリッカ
 ブルマップ、Macromedia FLASHを使用したリンクなどです。

 多くの場合、クローラー/スパイダーはこれらのリンク方法を理解しません。
 SEO、検索エンジン最適化を考えるとき、JavaScriptを使用したプルダウンメニュー
 やクリッカブルマップ、Macromedia FLASHなどの<A>タグ以外のリンク方法はとるべ
 きではなく、必ず<A>タグによって文書同士をリンクさせるべきなのです。

 Googleのクローラー/スパイダーは非常に優秀で、ファイルサイズの大きな文書や複
 雑な文書であっても、ほぼ完全に<A>タグによるリンクを辿ります。

 ですがすべてのクローラー/スパイダーがGoogleのように優秀なわけではありません。
 多くの場合、文書の始めのほうに出てくるリンクしか辿らなかったり、複雑に入れ子
 になったテーブルの中のリンクを辿らなかったりと、完全なものではないのです。

 ですから、私たちがWebサイトを作る際には、できる限りクローラー/ スパイダーが
 巡回しやすいように、シンプルなページ作りを心がけるべきなのです。

 ここで言う「シンプルなページ作り」とは、余計なタグによるマークアップや、複雑
 なレイアウトを避け、クローラー/ スパイダーに優しいページ作りを行う、という意
 味です。シンプルなページ作り、というのはSEO,検索エンジン最適化の見地からは非
 常に重要なことです。

★サイトマップの作成
 そのWeb サイトのすべてのリンクを集めたシンプルな「サイトマップ」を作成し、ク
 ローラー/スパイダーを巡回しやすくする、というのも一つの方法です。

★METAタグ
 METAタグ」という基本的なタグを利用して、検索されやすいようにします。
 <META name="description" content="----ここに紹介文を入れます----">
 <META name="keywords" content="キーワード1,キーワード2,キーワード3、・・
 ・・・">
 こんな感じで<HEAD>内に書いておきましょう。このようにしておき、「googl」な
 どに登録掲載を依頼すると、やがてロボットがやってきて、紹介文とキーワードを拾
 っていってくれます。

★テキストマッチ
 「検索キー/クエリと一致するテキストが文書内に含まれていること」が検索エンジ
 ンにヒットするための条件で、これを「テキストマッチ」といいます。

「検索エンジンにヒットさせるためには、ヒットさせたいページ内に、ヒットさせたい
 キーワードを含んでいること」が条件になります。

 単にヒットさせたいキーワードを含むだけではなく、そのキーワードがどの程度の頻
 度で現れるのか、どのようなタグでマークアップされているのか、同一要素内ではど
 のような位置に配置されているのか、などがテキストマッチと関連して重要な項目に
 なります。

 これらのことを念頭に置いてSEO,検索エンジン最適化にあたることで、より効果的に
 検索サイトの上位に位置づけられるようになります

★テキストマッチを考慮したページ作成
 
 まずドキュメント内に適切にキーワードを配置するわけですが、この時、通常のテキ
 ストの形で<BODY>タグ内に記述することはもちろんですが、その他にタイトルタグや
 <IMG>タグのALT属性の属性値として記述するなどの方法があります。

 例えば画像として表現された文字は、<IMG>タグのALT属性を使って代替テキストを用
 意しなければなりません。同様に、Macromedia FLASHやJavaApplet、Apple QuickTime
 などの拡張機能やプラグインで表現されるマルチメディアファイルも、文字情報では
 ないためテキストマッチの対象になりません。

 これらを使用する際には、代替テキストを用意するなどしてテキストマッチのための
 対策を行う必要があります。

 これらのテキストマッチのための対策を行うことは、もちろんSEO 検索エンジン最適
 化にとって重要なことですが、テキストブラウザや読み上げブラウザなどのユーザー
 に対する配慮にもつながるため、Webアクセシビリティにも多大な貢献をもたらします。

 テキストによる代替コンテンツを用意することには十分積極的になるべきです。

★キーワード出現頻度の求め方

 出現頻度=「特定単語使用数」/「HTMLドキュメント全体で使用されている単語総数」
 ×100ドキュメント全体で使用されている単語の総数」ですが、「HTMLドキュメン
 ト全体」の定義は検索エンジンごとに異なります。

 基本となるのは<BODY>〜<BODY>内のテキストですが、この他に<IMG>タグのALT属
 性に含まれる語を含めたり、その他の属性値を含めるエンジンもあります。

 また<HEAD>タグ内の各要素についても、ほとんどの検索エンジンはタイトルタグ要素
 を含めます。

 適切なキーワード出現頻度とは
 ほとんどの検索エンジンでは、適切なキーワード出現頻度は5%以下としています。
 もちろん検索エンジンごとの違いや、ドキュメント全体の文章量の大小によってもこ
 の数値は変化しますが、多くの検索エンジンに対応させることを考えると、ヒットさ
 せたいキーワードの出現頻度は5%未満に抑えておくべきでしょう。

 キーワード出現頻度は、そのドキュメントとキーワードの関連性を測る最も基本的な
 指針であり、全文検索型データベース、ロボット型検索エンジンの世界では古くから
 使用されているスタンダードな技術です。

 もちろんSEO,検索エンジン最適化やウェブポジショニング上もかなりのウエイトを占
 める要素です。

 基本的には「より多く検索キー/クエリと一致するキーワードが含まれるドキュメント
 のほうが、そのキーワードに対して関連が深い」というものです。

★タイトルの重要性

 タイトルはそのWebサイトの看板であり、どんなジャンルを扱っているWebサイトかを
 知ることの出来る大切なものです。 一目見てどんなジャンルのWebサイトか分かるタ
 イトルにすることです。

 タイトルを書いていないHPは検索エンジンで上位にヒットするのは難しいし、ヒッ
 トしてもアクセスされる確率が低いのです。

 これは、何もトップページに 限っ た事ではない、すべてのページにタイトルが必要
 なのです。

★このようにして、まだまだ様々な方法でホームページを最適化して

 アクセスアップを目指すことをSEO最適化を施すというのです。

★サーーチエンジンに登録

 「サーチエンジン 登録 ガイド」はロボット型検索エンジン及びディレクトリ型検索
 エンジンへの登録、検索のための日本最大のデータベースです。
  http://www.shikariki.com/

 アクセスアップには、SEO最適化の他に下記の事項が必要かと思います。

★ホームページの更新
★サーチエンジン更新
★メーリングリストでWebサイトを紹介
★掲示板の活用(双方向でのコミュニケーション)
★雑誌に紹介
★相互リンク
         (執筆者 村上晶子


京都中小企業家同友会  (IT活用部会担当事務局石田)
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from 2001.03.22