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カトリック宮津教会
宮津には、日本で2番目に古い天主堂「カトリック宮津教会」があります。
明治21年に宮津にやってきたルイ・ルラーブ神父は丹後地方のカトリック教会の創始者として パリ外国宣教会より日本に派遣され三年間日本語を勉強し教会を創設しました。
今残っている教会の建物は地元の旧家、田井氏の寄進で、当時としては珍しいフランス風の建物です。 しかも畳敷きという構造の和洋折衷ロマネスク式の聖堂が建てられました。
ドーム式の天井は当時の船大工が苦労をして作ったとの事です。フランス直輸入のステンドグラスが 開閉式になっているところも明治中期の面影と苦労の跡が見られます。
拝観は自由ですが、ミサ中や、お祈りの方がおられる時はご遠慮くださいとの事です。 信者さんには神聖な場所ですので、常識のある、お参りをしましょう。
見せていただいたら、献金もさせていただきましょう。
内部案内
聖櫃(せいひつ)・・・十字架の真下の白い覆いのある部分は聖櫃といい、ミサ中に聖別されて キリストの体となったパン、すなわち聖体が保存されているところです。
祭壇(キリストの食卓)・・・教会の中心となる部分で最後の晩餐の式が行なわれる場所です。
キリストと聖人の像・・・左から順に、自分の胸(心)を示しておられるキリストの像、 教会の保護者である洗者聖ヨハネの像、キリストの養父聖ヨセフの像、聖母マリヤと幼子イエスの像。
開閉式のステンドグラス
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