・・・関数定義,値の代入,微分積分・・・
【変数の値を代入・削除するには】
(1) xを変数として,xにを代入するには. (2) xの式として変形するために,上記の(1)の操作の後に変数xの値を解除するには.
(1)により,毎回値を書かなくても式の値が求められる.sin(x); →
[他の例] x : −3;,y : 4;,x^2+2*x*y+y^2;→ 1 値の代入は,複雑な値が「二度以上」登場する場合に特に有利で,他の例でいえば,のとき,の値を求めるには,x : (-1-sqrt(3)*%i)/2;,y : (-1+sqrt(3)*%i)/2;と一度書けば x^2+3*x*y+y^2;→ 2などとできる
他の言語とほぼ同様に,変数名や関数名はアルファベットで始まりスペースを含まない単語であればよく,2番目以後は数字であってもよい.
(2) 変数に値を代入すると,以後その値を引きずっていくため,例えば(1)のコマンドを実行すると,以後trigexpand(sin(x+y));のようなコマンドを実行しても≪予約語≫・・・次の語句は,Maximaの中で使い方が決まっていて,変数名として使用できない.関数名でも同様 integratenextfrom diff in at limit sum for and elseif then else do or if unless product while thrustep などとなる.代入した変数xの値を解除するにはどうしたらよいか,というのがこの項目の内容 kill(x);を実行後にtrigexpand(sin(x+y));を実行すると, cos(x) sin(y) + sin(x) cos(y)が得られる. |
【関数を定義・削除するには】
(1) 関数f(x)をx2+3x+4によって定義するには (2) 別の作業を行うために,関数f(x)の定義を定義し直すには.また,解除するには. ○Xmaxima,wxMaximaいずれも次のようになります.
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【関数を微分・積分するには】
○Xmaxima,wxMaximaいずれも次のようになります.関数f(x)をf(x)=ex+logxと定義し (1) 関数f(x)の導関数を求めるには (2) 関数f(x)の不定積分を求めるには (3) 関数f(x)の区間1≦x≦eにおける定積分を求めるには
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【三角関数などの値を指定したいとき】
でである ときの値を求めるには
(2) 左辺が関数であるときに,引数の値ではなく関数の値を代入することはできないので,ここでは逆三角関数を使ってxに値を代入している. または のことをmaximaではで表す.(4)も同様 ○sin(x-y);とした場合には,第1段階の展開のみ行われ となるので,さらに展開するには trigexpand(sin(x-y));とする. |
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